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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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色ボケ野武士と呼ばれて……
ヒロシ「ふんふんふふふーん♪」


マルぼん「あらヒロシくん。鼻歌まじりで電話帳を見て、なにをしているの」


ヒロシ「町内で野菜をつくることを生業としている人を調べているんだ」


マルぼん「調べてどうするの?」


ヒロシ「ころす。一族郎党全てを、だ!」


マルぼん「えええ!? その欲望、ストレートすぎだろ!」


ヒロシ「僕は野菜が親より嫌いなんだ。だから、そんな野菜を生み出すヤツがユルセナイ…」


 なんかカタコトの日本語で「ヤサイ、ニクイ、コロス。ヤサイ、テキ、コロス」とか言い出したので、
マルぼんはヒロシをなんとかすることにしました。


ヒロシ「『好き鋤』と『嫌い機雷』!」


 好きになってほしいものの名前を叫びながら『好き鋤』で殴ると、殴られた人はそのものが好きになります。


 嫌いになってほしいものの名前を叫びながら『嫌い嫌い』を爆発させると、爆発に巻き込まれた人はそのものが嫌いになります。


マルぼん「というワケで、いきますぞ!『野菜』!」


ヒロシ「ぶがっ!」


 銀色の液体を吐きつつ、殴られてふっとぶヒロシ。


マルぼん「どう…? 野菜を愛している? マルぼんに話してごらん」


ヒロシ「いや、野菜に対しては憎しみしか覚えねえ」


テレビ『臨時ニュースです。微笑小学校にテロ組織「まじかるぶれいど」が立てこもりました。校内には多数の児童が取り残されています』


ヒロシ「大事件だね」


テレビ『「まじかるぶれいど』は「大沼ヒロシが今すぐ野菜好きになること」を要求し、受け入れられない場合は校舎ごと自爆すると…』


ヒロシ「……」


 マルぼんは『好き鋤』の説明書を読んでみました。『好き鋤』は嫌いなものを好きになる機密道具ではなく、嫌いなものを好きにならざるをえない状況を生み出す機密道具でした。


マルぼん「でもこれなら野菜を好きにならざるをえないね。さぁ、好きになろう」


ヒロシ「はぁ? ばっかじゃねえの!? 狂ってんの? 死ぬの?」


テレビ『ああ、学校に立てこもったテロリストどもが…テロリストどもがぁぁぁぁん!』


ヒロシ「ああー。この世から野菜なくなんねえかなー」


マルぼん「く、こいつ…!」


 マルぼんは『好き鋤』を強く握り締めると、「野菜!」と叫びつつ、何度もヒロシを殴打しました。


ヒロシ「うう…」


マルぼん「はぁはぁ…これで嫌でも野菜を食べざるを得ない状態になるだろ…」


テレビに映った町長「こんにちは。町長です」


マルぼん「あ」


テレビに映った町長「突然ですが、余はベジタリアンです。野菜以外のものを食うヤツ、マジでキモいです。だから、ただいまこの瞬間より、野菜以外の食べ物を食したヤツ、処刑です。ギロです、ギロ」


マルぼん「お。これならさすがに、食べざるをえないのでは…!?」


 ヒロシは無言で、部屋においてあった古新聞を食べ始めました。


 ヒロシは無言で、玄関においてあった革靴を食べ始めました。


 ヒロシは無言で、庭に落ちていた木の根っこを砂糖水につけてしゃぶりはじめました。


ヒロシ「ウンマーイ!」


ヒロシ「ンマーイ! ンマーイ!」


 今度は、メシ茶碗いっぱいにしきつめた小石を、口から血を流しながら、満面の笑みで貪り喰らうヒロシ。「野菜など食さずとも、俺は生きてゆけるわ!」という意思表示のようです。


ヒロシ「ンマーイ! ンマーイ!」


「機密道具でもどうにもならないことがある」と、マルぼんがあきらめ始めた頃、異変が起こりました。


ヒロシ「い、痛い。痛いー! 腹が…まるで石でも食ったかのような痛さだ!」


マルぼん「状況をしっかり理解してらっしゃる!」


 マルぼんは救急車を呼び、ヒロシに付き添って病院へと向かいました。


ヒロシ「うーうーエリカ(ギャルゲーのヒロイン)…… エリカ(ギャルゲーのヒロイン)、助けておくれエリカ(ギャルゲーのヒロイン)」


背徳院医師「これはいかん。まり絵…いや、祐天寺くん。点滴の用意を」


祐天寺看護師「わかりました、明彦さ…いえ、背徳院先生」


背徳院医師「この点滴で楽になりますよ。あ、なんか顔色悪くなってきた」


祐天寺看護師「いっけなーい。まちがって、野菜ジュース点滴しちゃった!」


背徳院医師「もう。ドジっ娘だなーまり絵はー」


祐天寺看護師「うふふふ。奥さんには内緒ですよー」


背徳院医師「あははは。あ、死んだ」


「機密道具でどうにもならないことを、現実はらくらくと解決する」マルぼんはそういうことがあることを知りました。



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日記 | 17:49:40 | Trackback(0) | Comments(0)

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