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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「子育てママを助ける魔法の言葉」の巻
ヒロシ「やだよやだよ、こんなの食べたくないよ」


ママさん「好き嫌いばかりしてはいけないわ! やがて死ぬわよ!」


マルぼん「奥さん。お子様の好き嫌いにお悩みですか。そんなときは、こいつの出番。『大好物弁当箱』。この弁当箱を開けた人は、中にはいっているものが大好物になるんだ。たとえ苦手で大嫌いな食べ物でも、大好物になって、バカみたいに喰らいだす!」


ママさん「まぁ。さっそく使ってみるわ。よし」


 用意ができたようで『大好物弁当箱』をヒロシに差し出すママさん。言われるまま、弁当箱を開けるヒロシ。その瞬間、目の色を変えて、弁当箱の中身を喰らいだすヒロシ。やがて口から出血。歯も折れた!


ヒロシ「うまいうまい。なんてうまいものを食わせてくれはるんや」


 驚いたマルぼんが、弁当箱の中を確認してみると。


マルぼん「ヒロシ…それ、それ石だぞ、石」


ママさん「好き嫌いがなくなってよかったわぁ」


マルぼん「ちょ、奥さん!」


ママさん「ヒロシってば、いたずらが好きだから、しつけ(日本語でいうとぎゃくたい)のため、石を食べてもらおうと思って。でもいやがるの。自分の意思で食べているから、しつけ(日本語でいうとぎゃくたい)じゃないよね、しつけ(日本語でいうとぎゃくたい)じゃないよね! よかったわぁ」

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日記 | 15:42:00 | Trackback(0) | Comments(0)
「ブンカッシャー金歯」のまき
金歯「なんかほら。いい道具があるらしいじゃん。朕って金持ちだろ? 金持ちは敵が多いからいつ攻撃を受けるかわからない。死にいたる攻撃だってあるはずだ。予防策として、その道具を使わせてくれよ」


 ということで、マルぼんは『ブンカツ』を金歯に売りつけました。さっそくムシャムシャと『ブンカツ』を食す金歯。


金歯「これでどんな攻撃を受けてもダメージが分散するわけだ」


 と、その時。一発の銃声が響き、金歯が倒れました。暗殺。暗殺です。『ブンカツ』の効果は、『ブンカツ』が胃で消化されないとでません。そのため、銃弾によるダメージは分割されなかったようです。金歯はまもなく息をひきとりました。遺体をどうするかマルぼんとヒロシが悩んでいると、突然、白衣の一団が部屋に乗り込んできました。


医者「我々は金歯コンツェルン医療班です。今から坊ちゃんの蘇生を開始します!」


 さすがは金持ち。さすがは医療の最先端。医療班は凄まじいまでの出際で金歯の治療を終えてしまいました。


医者「一時は心停止までしちゃいましたが、なんとかセーフですよ」


看護師「!? 先生、再び心停止ですー!」


医者「なに!? アレをコレしてソレをナニしろ!」


看護士「心臓が動き始めました。…あ!? また心停止です!」


医者「ええ!? なんでこの餓鬼、死んだり生き返ったりを繰り返しているんだ!?」


 そろそろ金歯の胃で『ブンカツ』の消化が完了するころ。おそらく『ブンカツ』の効果で、せっかく甦った金歯の命が分割されているのだと思います。おそらく金歯は、これからも死んだり生き返ったりを繰り返すのでしょう。『ブンカツ』の効果は絶大だと、マルぼんは思いました。


日記 | 17:22:26 | Trackback(0) | Comments(0)
「ブンカッシャーヒロシ」の巻
 ヒロシが泣きながら帰ってきました。なんでもナウマン象にいじめられたそうです。


ヒロシ「あいつ、いつも武器を使うんだ。今日はスタンガンで、スタンガンで!」


 泣きながらヤケドの痕を隠すヒロシ。不憫に思ったマルぼんは、昨日、パパさんに使った機密道具・『ブンカツ』が残っていたことを思い出しました。


ヒロシ「なるほど。そいつを食せば、ナウマン象の狂っているとしかいえないけれど、『え? この人攻撃しながら泣いている!?』と思ってしまうような、どこか哀しさを感じさせる暴力を受けても、痛みが分散されるから
大丈夫って寸法なんだね!」


 さっそく『ブンカツ』を食すヒロシ。直後、ナウマン象から電話が。


ナウマン象「貴様をいじめるのもあきたからな。ここいらでカタをつける。金歯の家のミサイルを全弾発射したよ。目標は無論、おまえのうちだ。……なに? ミサイルが全部しけっていた!? どういうことだよ、金歯!」


 ナウマン象の『キャハ♪ そよ風はミサイルとともに作戦』は『ブンカツ』の効果で無効となりました。くやしそうに「キーッ! 覚えてらっしゃい!」と電話を切るナウマン象。


ヒロシ「やったね。さすがマルぼんの機密道具。おや、電話だね」


電話「貴公のパンツの色をお教え願いたい。」


 速攻で電話を切るヒロシ。ところが、またすぐに電話がかかって来て。


電話「無礼者! パンツの色を教えぬか!」


 その後も、何度切ってもパンツの色を確認する電話は続きました。


ヒロシ「呼び出し音が…呼び出し音が耳からこびりついて離れない。いるよ、耳の中に虫がいるよぉ」


マルぼん「『ミサイルで受けるはずだった被害(高レベル)』が『ブンカツ』の力で分割されて、『パンツの色を確認する電話で受ける被害(低レベル)』に変化したんだろうね。『パンツの色を確認する電話で受ける被害』が回数を重ねて、『ミサイルで受けるはずだった被害』と同じくらいのレベルになれば止まるよ」


ヒロシ「そうかぁ。あと少しの辛抱かぁ」


 マルぼんは、みらいのせかいでヒロシの子孫の家に住んでいたとき、毎日のように『パンツの色を確認する電話』がかかってきていたことを思い出しましたが、ヒロシには黙っておく事にしました。



日記 | 17:22:20 | Trackback(0) | Comments(0)
「ブンカッシャーパパさん」の巻
パパさん「おかしいなおかしいな」


 マルぼんが家に帰ると、パパさんが大量の本に囲まれてなにやら悩んでいます。不審に思ったマルぼんが理由を尋ねてみると……


パパさん「給料を下ろしてきたんだけど、気づいたら、この『これでもできないヤツはきっと人間未満の存在ですよ(笑)超パーフェクト英会話セット(開運象牙の印鑑付き)』を有り金はたいて買っていたんだ…給料、パーだよ」


 パパさんは意思の弱い人間ですので、マルぼんは仕方ないと思いました。


パパさん「ようやく理解したんだけど、まとまった金が手元にあったら、私という人間は確実に意味不明の使い方をしてしまうね。ねえ、マルぼん本来まとまってもらえるモノを分割してもらえるように道具、ないかな?」


 あることはあります。『ブンカツ』。みらいのせかいの生き物「ブン」の肉をカツにしたもので、食べた人は手に入るもの手に入るものすべて分割された状態で手に入るのです。


ヒロシ「今、警察から電話があったよ! 行方をくらましていた母さんが、学校の裏山のあちこちで、発見されたって」





……


………


…………




 


 マルぼんは『ブンカツ』の効果は絶大だと思いました。

日記 | 17:11:53 | Trackback(0) | Comments(0)
「働く君は美しい」の巻
金歯「朕には夢があるでおじゃる。途方もない夢が。その夢を叶えるには、マルぼん。キミの機密道具が必要なのでおじゃる。ホラ、朕って世界有数の大金持ちでおじゃろ? だから、一生遊んで暮らせるわけでおじゃる。でも、これって人としてマズいでおじゃる 。だからさ、朕は働きたいのでおじゃる。でもね、朕は生れついての上流階級。トイレの水までミネラルウォーターという家の人間。働いてもすぐに辞めてしまうのでおじゃる。だから、自分の意志とは関係なく、最後まできちんと働き続けられる環境を作って欲しいのでおじゃる」


 マルぼん「わかったよ。はい、『環鏡』。この鏡に『浸りたい環境』を入力して、自分の姿を映せば、あっという間にその環境で暮らせるようになるよ」


 マルぼんが『環鏡』の説明を始めた直後、株のインサイダー取引が発覚した金歯は、パトカーに乗った国家権力に連行され、「裁判所の定めた、自由になれる期限がくるまで、来る日も来る日も延々と作業を続ける、法律を破った人限定の授産施設(三食部屋アリ。自由ナシ)」で汗水流して働いています。便りはありませんが、多分元気だと思います。

日記 | 11:24:30 | Trackback(0) | Comments(0)
「下らない話」の巻
ヒロシ「ううう。歩くのめんどくさいなぁ。いっそのこと、全ての道が坂道……下り坂ならば、歩みも自然に速くなり、楽なんだろうけど。全ての道が下り坂になるような機密道具、ないよね」


マルぼん「あるよん。『坂道コロコ蝋』この蝋を溶かしたものを塗った道を歩くと、たとえ普通に道でもたとえ上り坂でも、下り坂を歩いているように体が錯覚する。」 


マルぼんは『坂道コロコ蝋』を溶かして廊下に塗りました。ヒロシがその廊下を歩くと


ヒロシ「ああ本当だ! 坂道を下るかの如く、自然と早足になる」


『坂道コロコ蝋』の効果にたいへん満足された様子のヒロシは、夜を徹して家の周りの道に『坂道コロコ蝋』を塗りたくりました。


ヒロシ「いずれば、微笑町の道という道に塗りたくってくれるわ!」


 夢をでっかく語りながら、蝋を塗りたくった道へと踏み出すヒロシ。


ヒロシ「うわあ!」


 なんということでしょう。蝋を塗りすぎたせいで、道はすべりやすくなっていたのです。転倒したヒロシ。『坂道コロコ蝋』の力で、普通の道を下り坂と勘違いしているヒロシの体は、平らな道を転がっていきます。ちょうどその前を通りかかったおじいさん。


女性「おじいさん、危ない!」


 おじいさんのツレらしい女性が叫びましたが、回転ヒロシに激突したおじいさんは宙を舞いました。そして


女性「人殺し!」


 動かなくなったおじいさんにすがりついてたツレの女性が、ヒロシに向かって叫びました。


ヒロシ「ぼく、僕は」


女性「ひとごろし!」


 マルぼんは、ヒロシの人生も坂道を転がっていくかのようにしてしまった『坂道コロコ蝋』の効果は絶大だと思いました。

日記 | 17:12:44 | Trackback(0) | Comments(0)
「決戦! ヒロシVS愛飢男ボーイ」の巻

 ヒロシがコンビニで、アホみたいに(実際問題、深刻な愚か者ですが)カラアゲを購入してきました。


ヒロシ「キャンペーンで増量中だっていうから。買えば買うほどお得だっていうから」


マルぼん「この○○○(お好みの罵詈雑言を入れて、ヒロシを罵ろう!)。こんなに大量のカラアゲをどうするんだよ!」


ヒロシ「し、主食に」


マルぼん「確実に、早逝できるよ!?」


ヒロシ「だって…キャンペーンが。キャンペーンが…」


 大量のカラアゲ。どう処分しようか悩んだマルぼんは、名案を思いつきました。


マルぼん「『飢餓地域探機能付ロケット』」


ヒロシ「ど、どんな機密道具なの?」


マルぼん「その名の通りさ。発射ボタンを押すとね、飢餓状態の人を自動的に探知し、そこへ自動的に飛んでいくロケットなの。中に食料を積むことができているんだ」


ヒロシ「へえ」

マルぼん「みらいの世界は紛争が絶えず、飢えている人たちがたくさんいるんだけどさ、この機密道具は『愛に国境はねえんだよ、バカ! それを理解できないやつには生きる価値はねえんだよ、ボケ!』をコンセプトに造られた、機密道具なんだ!敵対地域への食糧支援を個人的に行うことができるすばらしいアイテム!



ヒロシ「そうか! このカラアゲを、この空の下のどこかで、飢えに苦しんでいる人に届けようという寸法だね」


 マルぼんとヒロシは『飢餓地域探知機能付ロケット』にカラアゲを全て搭載すると、発射ボタンを押しました。なにか音を発するロケット。


マルぼん「飢餓地域の探知を開始しているんだ」


 しばらくすると、ロケットは発射しました。ヒロシ宅の屋根をぶち破って。


ヒロシ「え、あ…え!?」


 発射したハズのロケットは、なぜか、速攻で戻ってきました。再び屋根をぶち破り、ヒロシの部屋の床をぶち破り、1階へ。1階からは、ママさんの悲鳴。


 マルぼんとヒロシは、急いで階段を駆け下りて、ママさんの部屋へと駆けつけました。


マルぼん「大丈夫ですか、奥様!」


 幸いママさんは無事でした。無事だったのはママさんだけでなく、なぜかそこにいた、見知らぬ少年。全裸(靴下だけは履いている)で、猿ぐつわと腕枷をつけられていて、やせ衰えている見知らぬ少年でした。


ヒロシ「あ。3日前から行方不明になっている、美少年で有名なクラスメイトの所田くんじゃないか!」


ママさん「あ、愛に年齢は関係ないのー!! これは純愛なのー!! この子も私を愛しているに違いないの! 『愛している』とはけっして言ってくれないし、『助けて』としか言ってくれないけど、それは照れているだけに違いないの!」


 所田くんは飲まず喰わずだったらしく、衰弱が激しく、救急車で運ばれました。ママさんも、救急車と同じ赤ランプがついているけど、全く別物の車で運ばれました。マルぼんは『飢餓地域探知機能付ロケット』の効果は、絶大だと思いました。

日記 | 12:37:46 | Trackback(0) | Comments(0)
「サイボーグ用務員さん」の巻

ヒロシ「あれ!?」


マルぼん「どうしたの?」


ヒロシ「今、愛読している『人間のクズ子ちゃん』って漫画の最新刊を読んでいるんだけど…収録されていない話があるんだ。第666話の『美味しい話にはウラがある!?の巻』ってヤツ」


マルぼん「いわゆる単行本未収録ってヤツだな。掲載されている号を探すか、全話収録される完全版の刊行を待つしかないよ」


ヒロシ「それはわかっているけど…なぜに未収録になったんだろう。第666話…」


マルぼん「『100円探偵ロボ』。この探偵ロボに100円払うと、身近にある謎をひとつだけ解き明かしてくれる。こいつに調査を頼んでみよう」


ヒロシ「お願いします」


探偵ロボ「任せナ」


『100円探偵ロボ』は、あっという間に『人間のクズ子ちゃん 第666話「美味しい話にはウラがある!?の巻」』未収録の謎を解き明かしてきました。


探偵ロボ「666話には、人食いの描写があったんだ」


ヒロシ「カニバリズムか! 未収録の原因の、定番だ!」


探偵ロボ「その描写がまずかった。『人間を食料とみなす会』という団体からな、『あの描写では、読者は人間の肉がまずいかのような印象を受ける!』というクレームが入ったんだ。未収録は、その団体に配慮してのことさ」


ヒロシ「許せぬ!」


 漫画にかけては、生きること以上に情熱をかけているヒロシが怒りました。


ヒロシ「『人間を食料とみなす会』に、一言物申してくる!」


 意気揚々とでかけていきましたが、それから数日してもヒロシは帰ってきませんでした。


『人間を食料とみなす会』の事務所近くで、半裸の状態のヒロシが保護されたのはさらに数日後のことでした。


 失踪していた間のことを尋ねても、ヒロシはガタガタ震えながら首を横に振るだけ。ヒロシの脳からこの数日の記憶は、完全に消えうせてしまっていたのです。


「あいつら、もう我慢できねえ!」


 子供がどうにかなってしまったことで、日頃から『人間を食料とみなす会』に不信感を持っていた人たちの怒りが爆発。


 彼らは武器を手に取り、『人間を食料とみなす会』の事務所を襲撃しました。『人間を食料とみなす会』のメンバーも反撃し、たくさんの血が流れ、多数の命が星となりました。マルぼんの知り合いも多く参加して、今では思い出の中でしか会えなくなった人も多いです。


 あまりの惨劇だったためでしょうか。微笑町の歴史を記した『微笑町実記』という本には、この日のことは一切、掲載されていませんでした。未収録に、なっていたのです。


 マルぼんは、まぁ、色々絶大だなと思いました。

日記 | 17:04:10 | Trackback(0) | Comments(0)
「愛だってデリバリーするこの悲しい時代」の巻
ヒロシ「ふう」


マルぼん「どうしたの?」
ヒロシ「バイトを始めたんだよ。荷物運びの。深夜の12時に駅前にいる男に、このボストンバック無事に渡せられたら5万円」


マルぼん「あきらかに怪しいバイトじゃないか。で、それがどうしたの」


ヒロシ「寒いから、やりたくないの!」


マルぼん「そんなバカみたいな理由があるか。さっさと行け! 下手すると殺されますよ!」


ヒロシ「うっさい。ここで割腹自殺を遂げて、あまりの痛みにのたうち回り、臓物をあちこちに撒き散らし、貴様の心に傷を負わすぞ!」


マルぼん「んだと、この餓鬼! しからば、機密道具だ!」


 マルぼんは機密道具『デリ針』を取り出しました。この針で刺された人は、刺した人のお使いを1回だけ肩代わりすることになります。


 ブスッ


マルぼん「あー!?」


ヒロシ「先手必勝!」


 説明が終わるか終わらないかのウチに、ヒロシはマルぼんから『デリ針』を取り上げ、マルぼんを刺してしまったのです。


ヒロシ「さぁ、さっさとこのボストンバックを運ぶ!」


マルぼん「体が勝手に動く~」


 こうしてマルぼんは、駅前にいる男にボストンバックをデリバリーすることになり、その仕事を完遂してしまいました。


 全てが終わったあと、マルぼんは、罪の意識に悩まされることになってしまいました。


マルぼん「あのバックの中身は、どんでもないものなのではないか。あの中身のせいで不幸になる人がたくさんいるのではないか」


 そんな時、ふと前を通りかかった交番。マルぼんは、ふらふらとその中に入り、中にいたおまわりサンに、ヒロシの罪を全てデリバリーしてしまったのです。


 その後、マルぼんは拘置所のヒロシに下着などを週一回ペースで、デリバリーすることになりました。
マルぼんは『デリ針』の効果は絶大だと思いました。

日記 | 12:29:17 | Trackback(0) | Comments(0)
「ピンチは誰かにアピールできるいいチャンス。自意識過剰ニート」の巻
ヒロシ「僕はもう、一生、部屋からでませんですことよ」


マルぼん「ワ! ひきこもり宣言! どうしたの?」


ヒロシ「占いの本を読んだんだけど、僕の運勢、鬼のように悪いんだ。死ぬらしい。外に出たら死ぬらしい!」


マルぼん「あのな、不幸というのは、自分の努力次第で幸運を掴む最大のチャンスにもなりうるんだよ。逃げてばかりではだめだよ」


ヒロシ「不幸を幸運にする甲斐性など、僕にはない!」


マルぼん「たしかにね。よし。この機密道具を使ってみな。『わざわいてんじてふくとなスイッチ』。不幸な目にあった時、このスイッチを押す。するとその不幸は、幸運に転じる! 不幸であれば不幸であるほど、転じた幸運は大きなものとなる!」


ヒロシ「いざ、悲しみも苦しみもなにもない幸せの国へ!!」


 ヒロシは『わざわいてんじてふくとなスイッチ』を持って外へと飛び出しました。で、飛び出したとこに
トラック。キキー。ドンッ。


ヒロシ「げ、げふ。い、いまだ、『わざわいてんじてふくとなスイッチ』を…ポチッとな」


ママさん「ヒロくーん! 保険会社のキャンペーンで、ヒロくんがアレした時の保険金、倍額になるんだってー!! ラッキー!!」


ヒロシ「ぐふっ」


 家族の幸せはは最大の幸運。やったね。ヒロシくん! マルぼんは『わざわいてんじてふくとなスイッチ』の効果は絶大だと思いました。

日記 | 21:27:40 | Trackback(0) | Comments(0)
「君はまだ疑うことなく」の巻
テレビ『有名なビックフットの振り返り映像は、近くの病院から脱走した患者ということが
判明し…』


ヒロシ「なんだなんだ。この世界から、次々と謎が消えていくなぁ」


マルぼん「解けない謎が少しあれば、人生はとても楽しくなるのにね。たとえば『ヒロシくんのお父さんは誰なのか』『参観日の旅にやってきて、ヒロシを見ては涙ぐむ老婆は誰なのか』『最近、食事量は減っていなし、特別な運動もしていないのに体重が激減した理由はなんなのか』『小学校以来、まるで交流のなかった友人が、選挙近くになると親しげに電話してくるのはなぜ?』『「金貸してよ。頼むから。頼むから貸して。あ、すんません。あと少しで借りれ…って、その、その銃はいったい…まって…まって…ま…ぎゃー」と電話してきた友人が、それ以来とんと見かけないのはなぜ?』なんて謎があれば、楽しいのに」


ヒロシ「そうだよねえ。なんか謎を作る機密道具ない?」


マルぼん「『ミステリ焼きバーガー』。このテリ焼きバーガーを食えば、適度な謎を体験できるのさ」


ヒロシ「そいつは人生ばら色! さっそく食すぞ。もぐもぐ。うめえー!!」


ママさん「ヒロくん、特に他意はないけれど、たくさんの保険に加入なさい。はい、サイン」


ヒロシ「なんでこんなにたくさんの保険に?」


ママさん「ヒロくん、元気なる薬よ。飲みなさい」


ヒロシ「その薬の瓶、ラベルにドクロマークとか付いているのはなぜ?」


若い男性「ははは。安心してよ。素敵な気分になるお薬さー」


ヒロシ「だれ? なんで母さんと親しげなの? あと、母さん、なんで車のパンフレットなど持っているの?」


 マルぼんは『ミステリ焼きバーガー』の効果は絶大だと思いました。

日記 | 15:50:44 | Trackback(0) | Comments(0)
「限りなく近くにあるブルー」の巻
 マルぼんとヒロシが町を歩いている時のことでした。


おっさん「そこ行く男子小学生とお連れさん。
このムチで私の尻を叩いてくれないか。もちろん、それなりの
謝礼はするよ」


ヒロシ「(携帯電話を取り出して)もしもし、警察ですか」


おっさん「あーちがうちがう。変態とちがうから」


マルぼん「変態でないとしたら、いったいなんなのです」


おっさん「私にはすごく大切にしているものがあるのです。多少は古くなっているのですが、とてもすばらしく、かけがえのない宝物です。私などにはもったいないほど素晴らしいものです。でも最近、なぜかわからないけど、その宝物が疎ましくて仕方なくなってきたのです。そんな自分に嫌気がさして……」


ヒロシ「だから、そんな薄汚れた自分をムチで嬲ってほしいと」


おっさん「はい」


マルぼん「ようするにあなたは、自分の宝物の大切さを再確認したいわけだ。それなら、これをその宝物とやらにつければいい」


おっさん「これはいったい」


マルぼん「このクスリをつけたものは、たとえどんなにつまらない物でも、その素晴らしさを再確認することができます。さぁ、これをあなたの宝物の素晴らしさを再確認するのです」


おっさん「わ、わかりました」


 マルぼんに渡されたクスリをもって、走り出すおっさん。


ヒロシ「あれはいったいぜんたいどういう機密道具なの」


マルぼん「『トナリノシバフ型ブルー液』。このクスリをつけたものは、どんなものでも持ち主がその素晴らしさを再確認できるんだ」


ヒロシ「ほうほう」


マルぼん「このクスリをつけたものは、まず他人の手に渡る。他人のモノとなったかつての所持品を見たとき、持ち主は無性に切なくなる。そして気づくんだよ、自分が手放してしまったものの素晴らしさを。自分が失ってしまったものの大切さを。『隣の芝生は青く見える』と言うように、他人の持ち物はとても魅力的に見えるだろ。このクスリは、その力を利用して自分の所有物の素晴らしさを再確認できる機密道具なのさ」


ヒロシ「なるほどなー」


 数日後。「なにかおもしろいネタはないか。メシのタネになる話はないか」と、マルぼんとヒロシがカメラ片手に歓楽街を歩いていたら、突然、ギャーという悲鳴が聞こえました。悲鳴のしたほうへ行くと、そこはラブホテルの前。あの時のおっさんが血のついた包丁を持って立っていました。近くでは女の人が青い顔で立ち尽くしており、2人の足元には若い男性が腹から血を流して倒れています。


おっさん「ひ、ひとの女房を……最愛の妻を……俺の宝物を奪いやがって!」


 マルぼんは『トナリノシバフ型ブルー液』の効果は絶大だと思いました。

日記 | 15:06:23 | Trackback(0) | Comments(0)
「日のあたる場所へ」の巻
ヒロシ「金歯のヤツが、なんか聞いたことのない曲を聞いて、センスの良さをアピールしていたんだよ! くちおしい!」


マルぼん「たぶん、インディーズのバンドの曲だねえ」


ヒロシ「インディーズの曲?」


マルぼん「レコード協会とかに所属していない会社やらアーティストの作った曲だよ。インディーズの映画なんかもあるよ。マルぼんもよく、インディーズのゾンビ映画を観るし」


ヒロシ「う、うらやましい! 僕もインディーズの曲やら映画やらをこれみよがしに人前で聞いたり観たりして、センスの良さをアピールしたい!」


マルぼん「『インディーズボン』。このズボンを穿いていたら、自分にあったインディーズのなにかがきっとみつかる」


ヒロシ「ほんと!?うほほーい!」


 ヒロシは『インディーズボン』を穿いて外へ飛び出しましたが、速攻で車にはねられました。かけつける救急隊員。


救急隊員A「近くの病院、『人手がないからこないでくれ』だって!」


救急隊員B「ええ!? どうするよ!?」


救急隊員「たしかこの辺にもうひとつ、古い病院があったはずだから、そこへ」


 で、その病院へ運ばれるヒロシ。


ヒロシ「痛い痛い…ドクター、僕を助けてください」


ドクター「はいはい。いま、痛み止めの注射をだね…おっと。これはインシュリンだ」


ヒロシ「ド、ドクター。な、なんで注射器を持つ手が、震えておられるので?」


ドクター「打ちかたならってないんだ、僕」


ヒロシ「え」


ドクター「僕は、日本医師会に所属しないインディーズの医者なんだ。大丈夫。これまでもバレなかったから」


 愛読書はブラック・ジャック。


ヒロシ「ぎゃー!!」


 マルぼんは『インディーズボン』の効果は絶大だと思いました。

日記 | 16:14:27 | Trackback(0) | Comments(0)
「ヒロシは未来のムツゴロウ!?」の巻
ヒロシ「うわ~ん! マルぼーん!!」


マルぼん「どうした?」


ヒロシ「金歯の親父さんが、わが子を見限って、愛犬のタンクを跡取りに指名することになったらしいんだ」


マルぼん「はてさて、金歯はいかなるポカをしてしまったのやら」

 
 金歯の安否が気にかかる人もおられるでしょうが、彼の臓器は別の人の体内で元気にしているのでご安心あれ!


ヒロシ「で、新跡取りのタンクさまのお披露目会に参加してきたんだ。でもタンク様、僕を見るなりバウバウ吼えて…金歯の親父さん『タンクに吼えられるものは生きたまま埋めます』とか言い出したんだ! で、急いで逃げてきたんだけど、動物に懐かれるようになる機密道具だしてーん!」


マルぼん「『懐き鞠』~。この鞠をついている人の姿を見た動物は、その人に懐きまくる。上手につけばつくほど、より懐くようになるんだ」


ヒロシ「鞠つきなら自身がござる」


 ヒロシは外に出ると、『懐き鞠』をつきはじめました。


ヒロシ「食うものないから靴を食う~石を食う~♪」


 正直どうだろうと思うような歌詞の手鞠歌を歌いつつ、鞠をつくヒロシ。するとどうでしょう。ヒロシの周りに犬(野良)が! 猫(野良)が! 鳥(野良)が! 人(野良)が! たくさんの動物たちが集まってくるではありませんか!


犬(野良)「クゥ~ン…」


猫(野良)「ニャ~ン…」


鳥(野良)「ピピ~ィ…」


人(野良)「お兄ちゃん……」


 甘えた声でヒロシに擦り寄ってくる動物ども。ヒロシの鞠つきは、異様なまでの見事さで、多くの生き物を魅了してしまったのです。


ヒロシ「すごいや。色々な生き物が懐きまくりだよ!」


犬(野良)「がうがうがう!」


猫(野良)「フニャー!」


鳥(野良)「ピギー!!」


人(野良)「殺すぞわれぇ!」


 突然争いだす生き物たち。おそらくは、大好きなヒロシを独り占めにするべく熾烈な戦いを始めたのでしょう。


ヒロシ「ぎゃー!!」


マルぼん「あ、近くの植物のツタがヒロシの首に巻きついてきた!」


ヒロシ「ぐるじい…」


マルぼん「植物だって生きているんだ。友達なんだ。きっと、ヒロシに懐いたんだよ」


 独り占めにしようと、ツタを伸ばしてヒロシを捕獲した植物。絞められるヒロシの首。
 

 ヒロシの苦しむ顔を肴にマルぼんが一杯やっていたそのときでした。どこからかゴゴゴゴゴという音がしはじめ、突然、地面がパカッと割れたのです。


ヒロシ「はわわわわわ!!」


 地面の亀裂は恐ろしいまでのスピードで広がり、あっという間にヒロシを飲み込んでしまいました。


 ヒロシが飲み込まれ、姿を消すと、再びゴゴゴゴという音が鳴り、亀裂はこれまたあっという間にふさがってしまいました。大地は一瞬にして、ヒロシを飲み込んでしまったのです。


マルぼん「あ!」


 マルぼんは空に浮か雲が全てハートの形をしていることに気づきました。


「地球は生き物である」と言った学者さんがいたそうですが、マルぼんも同感です。地球という生き物はヒロシに懐き、ついに彼を独り占めしてしまったのですから。


 マルぼんは『懐き鞠』の効果は絶大だと思いました。


日記 | 15:46:06 | Trackback(0) | Comments(0)
「福袋」の巻
ヒロシ「うほほーい! 近所のゲーム屋で福袋が販売されたから買いに来たぞー!」


金歯「残念! 朕が買い占めたでおじゃる。 無念! ヒロシの分は、ない」


ヒロシ「……」


マルぼん「そんなわけで、福袋を買い逃したわけかい」


ヒロシ「金歯ハ僕ガ死ナス」


マルぼん「落ち着けよう。そうだ、これをやろう『福袋シール』。このシールを貼れば、どんなものでも福袋になるよ」


ヒロシ「ほんとに? たとえば、隣の家の前に放置されていたゴミ袋でも?」


マルぼん「もちろん。とりあえず、そのゴミ袋とやらにこいつを貼りに行こうか」


 マルぼんとヒロシは隣家の前に転がっていたゴミ袋にシールを貼りました。で、ゴミ袋を開けてみると。


ヒロシ「なんだ、ゴミしか詰まっておらんよ」


マルぼん「あ、やばい。家の人がでてくるぞ。隠れろ!」


ヒロシ「……」


マルぼん「どうした」


ヒロシ「今出てきた隣の家の人、すげえ美人だったな」


マルぼん「そうだね」


ヒロシ「このゴミさ、隣の家の前にあるということは、あの女の人のだしたゴミだよね」


マルぼん「そうだね」


ヒロシ「……あの人の、ゴミ。あの人の、出したごみ。あの人の生活の、残骸」


マルぼん「……」


ヒロシ「……」


マルぼん「……どうした」


ヒロシ「福だ。福が詰まっておった。あひゃ、あひゃひゃひゃ!」


 ヒロシってば、上気した顔でゴミ袋を抱きしめると、ものすごい勢いで自分の家へ。で、部屋に篭ってでてきませぬ。


 マルぼんは、単なるゴミ袋も福袋に変えてしまった『福袋シール』の効果は絶大だと思いました。
 

日記 | 14:36:13 | Trackback(0) | Comments(0)
「人間アクセス解析」の巻
あらすじ

金歯一族への謀反を企てた組織が壊滅し、生き残ったメンバーも捕獲され、市中引き回しの上、打ち首獄門という沙汰となった。マルぼんとヒロシは、面白半分で市中引き回しを見に行ったのですが、はてさてどうなることやら。



ヒロシ「ああ。引きまわされているな。ははは」


罪人A「あ。大沼じゃないか」


ヒロシ「え、どなた!?」


罪人A「久しぶりだよなぁ。まぁ、俺、もうすぐ逝くけどさ。涅槃で待っているな」


ヒロシ「誰!? 誰!? どなたなの!?」


処刑人「いつまで話しておる!」


罪人A「じゃあな」


ヒロシ「誰だったんだ!? あいつ、僕の知り合いだったの!? 忘れようとしても思い出せない!! なんとか、なんとかしてー!!」


マルぼん「はい、『人間アクセス解析機』このマシーンを自分の脳につなげば、接触した人のプライベート情報がわかるんだ。たとえその人が見ず知らずの人でも、プライベート情報がわかる優れものさ」


『人間アクセス解析機』でヒロシの脳を調べてさっきの罪人を調べるマルぼん。


マルぼん「さっきの罪人の名前は、高月コモルさんだって」


ヒロシ「あ。昔の同士だ」


マルぼん「覚えがあったの?」


ヒロシ「昔色々やっていたときのね、知り合いだ」


 と、そのときでした。


黒衣の人「死ねええええええええええん」


ヒロシ「ワ!? ぎゃー!!」


 刺されるヒロシ。逃げる黒衣の人。


ヒロシ「う、ううう」


マルぼん「大丈夫?」


ヒロシ「痛い痛い…」


マルぼん「今、『人間アクセス解析機』を使用して、黒衣の人間の身元を調べてあげるから」


ヒロシ「それよか救急車。それよか」


マルぼん「えっと。黒衣の人の名前はだね……」


 ここで『マルぼんと暮らす』お正月プレゼントコーナーのお知らせです。ヒロシを刺した黒衣の人の正体を考えてください! 『これだ』と思う人を思いついたら、山とかで修行してテレパシー的なにかを身に付けて、「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」「あなたがおもいついた黒衣の人の名前」「金になりそうな誰かの弱み」などをマルぼんの心に直接ご報告ください。正解者の中から抽選で10名に、500円分の特製クオカードを送ります! 
当選者の発表は、そのうちこのブログで行いたいと思います!


 

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日記 | 21:05:48 | Trackback(0) | Comments(0)