■プロフィール

大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

■最近の記事
■最近のコメント

■最近のトラックバック

■月別アーカイブ
■カテゴリー
■FC2カウンター

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
「0点王者出没」の巻
ヒロシ「……」


マルぼん「なに貴様、またテストで0点!? 正直、小学校のテストで、その、0点は……」


ヒロシ「か、解答欄は全部、うめたんだよ?! その努力は認めていただきたい!」


マルぼん「解答欄を全てうめた0点も0点は0点。解答欄が全て白紙の0点も0点は0点。ママさんは、怒り心頭でしょうね」


ヒロシ「また、わた埃をわた飴と称して食べさせられるよ!? たすけてえ! 0点が逆転ホームランで100点になる機密道具出してえ!」


マルぼん「そんな機密道具…あ、そういえば、アレがあったぞ。『まちがい撲滅機』。名前どおり、この世のありとあらゆる間違いを、全て『正しい』ことにすることができる機密道具なんだ。医者の間違いで死んだ患者も、『あんなの死んで当然。間違いどころか正しいこと』になったりする」


ヒロシ「ひでえ機密道具だね。あ、でも、これを使えば、オール間違いの答案は、オール正しい答案になるから」


マルぼん「そうさ、100点さ」


ヒロシ「やたー!」


 さっそく『まちがい撲滅機』を起動させるヒロシ。


ヒロシ「これでええのん?」


マルぼん「おうよ。これで全ての間違いが正しくなった。たとえばここの間違い。『酔っ払いは空を飛びますか?
○か×で答えろ、クソ小学生ども』という問題、キミは○と答えて普通に間違っているけど」


ヒロシ「ああ! 空き瓶を持ったおっさんが空を飛んでいるよ! 間違いが正しくなったからだね」


マルぼん「なんせ全ての間違いが正しくなるからね。これでキミの答案は全問正解になったわけだ」


ヒロシ「やったね、あははは。あ、電話だ。はい、もしもし、大沼ですが。え、なに? 向井さんの家じゃないのかって? 違います。ここは向井さんなんて人の家ではありません」


マルぼん「間違い電話みたいだね」


ヒロシ「うん。間違い電話。ここを向井って人の家と間違えていたよ」


ヤクザ「おい、貴様ら」


ヒロシ「わ、ど、どちらさまですか」


ヤクザ「わしは向井っちゅーもんやが、貴様ら、人ン家でなにしとんねん。死にたいんか。とっとと出て行け!」


 家を無くしたヒロシは、その夜、駅のホームにて、静かに息をひきとりました。マルぼんは『間違い撲滅機』の効果は絶大と思いました。

スポンサーサイト
日記 | 16:43:29 | Trackback(0) | Comments(0)

FC2Ad