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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「ジュラ紀から来た未亡人!」の巻
 さわやかな青空が広がるとある昼下がり。微笑町にある大沼家の一室で起こったお話です。


ルナちゃん「だからね、全財産を私たちに預けて、何も考えずに一日中、私たちの間に伝わる奇跡の呪文『ガッシャドガッシャリグシャッコー』を唱えていればいいのよ。唱えるだけで幸せになるの! 健康になってお腹が減らなくて体も汚れなくなる! 健康になるから病院へ行く必要がなくなって医療費を寄付できるし、食事を食べなくてもお腹が減らなくなるから食費も寄付できるし、お風呂に入らなくても体が汚れないから風呂代も寄付できるの!」


 ルナちゃんがヒロシを自分たちの宗教に入信させるべく、朝から押しかけてきているのです。ためになるのかならないのかよくわからない話をひたすら語り続けるルナちゃん。


ルナちゃん「奇跡の呪文『ガッシャドガッシャリグシャッコー』さえ唱えれば、来るべきハルマゲドンだって乗り越えることができるのよ!」


ヒロシ「ご、ごめん、僕ちょっとトイレへ」


 なんとか部屋を抜け出すことができたヒロシ。部屋の外には様子を伺っていたマルぼんがいました。


ヒロシ「マルぼん、ルナちゃんの話、長くてうざいんだ。おまけに当分終わりそうにない。とてもじゃないけど聞いていられないよ。耳栓とかない?」


マルぼん「あるけど、前に同じようなことがあったときも耳栓を使って、それがルナちゃんにバレたじゃないか。
ルナちゃん、末代まで祟りそうな形相で怒っていたぜ」


ヒロシ「あ、そういえばそんなことがあったね……あの後、僕の顔写真が貼られた藁人形が、神社の裏にある木に五寸釘で打ちつけられていたっけ……」


マルぼん「まぁ、その時の失敗を踏まえて、ここに『絶対に使っているのがバレない耳栓』を用意しているわけだけど。この耳栓をつけたら、どんな小さい音であろうと完全に聞こえないのさ」



ヒロシ「うわー、ありがとうマルぼん! ありがたく使わせてもらうよう」



 ヒロシはマルぼんから受け取った『絶対に使っているのがバレない耳栓』を耳につけると、部屋に入っていきました。


マルぼん「あ、しまった。今の『絶対に使っているのがバレない耳栓』じゃなくて、『相手の言うことをなんでも鵜呑みにしてしまう補聴器』だった。間違って渡してしもうた」


 マルぼんが過ちに気づいて数時間後。ルナちゃんは満面の笑みを浮かべて帰宅。


マルぼん「おい、ヒロシ……」


ヒロシ「(死んだ魚のような眼をして)ガッシャドガッシャリグシャッコー」


 それからヒロシは、食事は食べないし風呂には入らないし一歩も外にもでないし一日中『ガッシャドガッシャリグシャッコー』と口走るしで、えらいことに。


ヒロシ「ガッシャドガッシャリグシャッコー」


ママさん「ヒロくん、ごはんを食べなさい! もう5日も何も食べていないでしょ!」


ヒロシ「ガッシャドガッシャリグシャッコー」


パパさん「ヒロシ、いいかげん風呂に入れ、風呂!」


ヒロシ「ガッシャドガッシャリグシャッコー」


マルぼん「ヒロシ、少しは外に出ないと」


ヒロシ「ガッシャドガッシャリグシャッコー」


ママさん「私たちの言うことが聞こえないの!?」


ヒロシ「ガッシャドガッシャリグシャッコー」


 家族がなにを言っても聞く耳もたないヒロシ。マルぼんは家族の懇願まで聞こえなくしてしまった『絶対に使っているのがバレない耳栓』の効果は絶大だと思いました。


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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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