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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「永遠はあるぜ、ここにあるぜ」の巻
ヒロシ「うわーんマルぼーん。死が怖いよー老いが怖いよー」


マルぼん「それならこれを使おう。『1UPマタンゴ』。こいつを粉状にして鼻から吸引すれば、1UPするんだ」


ヒロシ「1UPって、ゲームとかでよくある『自機が増える』とかそんな感じのこと?」


マルぼん「そうそう。まさにそれ」


「そいつはいいや」と、ヒロシはさっそく『1UPマタンゴ』を吸引したのでした。するとどうでしょう。ヒロシの右上の方に『ヒロシ×2』という文字が浮かび上がったではありませんか。


ヒロシ「これで僕の命は増えたワケだね」


マルぼん「吸引すればするほど、1UPするわけさ」


 吸引するたびに『ヒロシ×4』『ヒロシ×57』と文字は変化していきます。


ヒロシ「ははは。これで僕は永遠に生きることができるね。よし。ためしに一回死んでみるか」


 マルぼんが止める間もなく、ヒロシは常に所持している睡眠薬を一気飲みしてしまいました。『1UPマタンゴ』には幻覚作用があることを、マルぼんは失念していました。


 それからそれから。


医者「目が覚めましたか」 


ヒロシ「ここは…病院! そうか。『1UPマタンゴ』のおかげで復活したんだな。さすが未来の世界の機密道具」


 ヒロシは永遠に続く存在になったうれしさを隠し切れず、スキップまじりで帰路につきました。


ヒロシ「ただいまー」


ママ「どちらさま」


ヒロシ「あなたがお腹を痛めて生んだ、息子のヒロシです」


ママ「私が帝王切開でこの世に誕生させたヒロシなら今、ごはんを食べていますよ」


変な屈強外国人「ドウシタノ、ママ」


ママ「なんか変な子供がアナタを自称しているみたいなの」


マルぼん「そんな可哀想な子供は政府にまかせて、さっさとごはんを食べようよ」


変な屈強外国人「ソウダネ。サッサト食ベテ、サッキノ機密道具ヲ使オウ」


 バタンとしまる家のドア。『1UPマタンゴ』の効果は「吸引した人の命を増やす」ではなく「吸引した人が死んだら代わりをどっかから連れてくる」という効果だったようです。


『1UPマタンゴ』の効果は確かだとマルぼんは思いました。ちゃんと代わりの人がヒロシとして存在しています。これでヒロシという存在は安泰。永遠に続きます。やったね。


 元ヒロシは、国籍のなくなった子供でもできる仕事を探すべく、夜の繁華街を徘徊するのでした。



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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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