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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「もったいないからもったいないから」の巻
ヒロシ「僕、死ぬよ」



マルぼん「はい?」


ヒロシ「なんか人生が普通につまらないんだ。だから自決する」


マルぼん「手元の資料によると、ヒロシくんは120歳まで生きる予定なんだけど」


ヒロシ「つまらない120年の生涯なんてあっさり捨てて、素敵かもしれない来世にかけるよ」


マルぼん「寿命がもったいないよ」


ヒロシ「大量消費の時代を生きる小学生に、もったいないなんて感覚、理解できないよ」


『ヒロシスピード死→ヒロシの子孫誕生せず』ということになったら困るマルぼんは、機密道具でなんとかすることにしました。


カキーン ダダダダダダッ ズサー


野球選手たち「俺たちは『もったいナイン』だっ」


ヒロシ「この野球選手のみなさんは?」


マルぼん「この人たちは『もったいナイン』。未来の世界の野球チームさ。この人たちの試合を最初から最後までみるとあら不思議。『もったいない』という気持ちが光の速さで理解できるんだ。さっそく観戦しような」


 試合が始まって五時間。現在一回表。『もったナイン』は23対0で負けています。未来の世界の野球にはコールド負けという制度は存在しません。


ヒロシ「くそつまらねえ」


マルぼん「おやヒロシくん、電話だよ」


ヒロシ「え、あ。お母さんからだ。はい、もしもし……え!? お父さんが危篤だって!?」


マルぼん「そいつは大変だね」


ヒロシ「ぼ、僕かえるよ!」


マルぼん「無理だよ。『もったいナイン』のオーナーは未来の世界でも、かなりタチの悪いやくざ。試合観戦を中断するものには死の制裁が加えられるんだ」


ヒロシ「そんな! じゃあ、このクソくだらない試合が終わるまで帰れないの!? 畜生、時間がもったいない!
あ、そうか…これが、これがもったいないという感覚!」


マルぼん「わかってくれたんだね。マルぼんも今回の作戦を立案し、ポケットマネーをはたいて実行に移したかいがあったよ」


ヒロシ「わかった…わかったよ、マルぼん。僕はいままで、たくさんの物やたくさんの時を無駄にしてきた。僕はなんて愚か者だったんだ」


マルぼん「わかってくれてうれしいよ。でも、パパさんの危篤と帰れない話は本当だから」


ヒロシ「おとうさぁぁぁぁぁん」



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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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