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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「桃色! 淫モラル元旦!」の巻
ヒロシ「さっきブックオフで『あの世パラダイス説』という本を買ってきたんだ。苦しみも悲しみもない幸せの国なんだって、あの世」


マルぼん「今日は元旦じゃないか! そして君は天下無敵の小学生! 親戚からお年玉が入ってウハウハのはず!
現世はきっと楽しいよ! 俺とおまえのパラダイスだよ!」


ヒロシ「うちは親戚づきあいがほとんどないんだ。しかも、大沼家には『年上は年下にお年玉をやれ!』という家訓がある。ほら、うちはこの前双子が生まれたろ。あれにやるお年玉で、僕の全財産パーだよ」


マルぼん「うう…」


ヒロシ「元旦に絶命ってのもいいかもね。みんなに覚えられるし」


ナウマン象「ヒロシはいるか」


ヒロシ「なんだい、ナウマン象」


ナウマン象「さっきさ、そこの悦楽神社へ初詣に行ってんだけど、少年愛のヤツが槍杉と手をつないで歩いていたんだよ!」


ヒロシ「な、なんだって!」


 少年愛(あだ名。本名『風斗木のう太』)とは、ヒロシたちの担任教師です。


ヒロシ「少年愛のヤツ、常日頃から『僕は美少年以外に愛を注ぐことができません。醜い男は死んでください』とか公言していたし、妙に槍杉くんをえこひいきしていたけど、やっぱできていたのか!」


ナウマン象「禁断の愛どころじゃねえだろ!? 今、大脳のやつにあとをつけさせているから、一緒に監視しにいこうぜ!」


ヒロシ「うひょひょ! こいつは最高のお年玉! 神、サンキュー!」


 さきほどまであんなにあの世パラダイス説を唱えていたヒロシが、人の色恋沙汰に直面すると、光のはやさで生きる希望を取り戻しました。「これだ」とマルぼんは思いました。


 余裕で来世に望みをつなぐヒロシに現世の楽しさを思い知らせる方法は、世界をヒロシの大好きな恋愛沙汰で満ち溢れさすしかないとマルぼんは悟りました。


 マルぼんは「1年365日毎日クリスマスにして、世界中のカップルにがんばって頂く」とか、「異性に免疫のない男のみサークルに魔性の女の異名をもつ娘さんを1人放り込んでみる」とか、色々考えたんですけど、どれもこれも世間様を騒がす上に元手がかかります。



 そこでマルぼん、とっておきの機密道具「カップリング」をヒロシに装着させることにしたのです。「カップリング」は腕輪の形をした機密道具で、装着した人は見るものすべてが恋愛沙汰に直結してしまうという思考になります。


マルぼん「というわけで、強制的に装着させてしまったわけだけど、気分はいかがかなヒロシくん?」


ヒロシ「別に…なにが?」


マルぼん「あれ、故障かな?」


ママさん「ヒロシ、マルちゃん。楽しみにしていた『ミナミの帝王』が放映しているわよ」


マルぼん「お。もうそんな時間?」


ヒロシ「呼ぶか…」


マルぼん「え」


ヒロシ「貴様なんて、絶対『お父さん』と呼ぶか!!」


マルぼん「うぎゃ!!」


ママさん「なにしているの、ヒロシ! 突然マルちゃんにハサミを振りかざして」


ヒロシ「うっさい! 息子のいるまえで、居候の未来の世界の怪生物とイチャつきやがって! それでも人の親か!? そのうち僕に保険金でもかけて…その保険金でおもしろおかしく暮らす予定なんだろ! ぶぶぶぶぶぶち殺したるー!」


『カップリング』の効果は絶大のようです。

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 その後、仲直りをかねてヒロシと散歩することになったマルぼん。


ヒロシ「あそこのカップル。親子ほども歳が離れているね。女の子は幼稚園児くらいじゃないか。鬼畜め。動物め。欲望のしもべめ」


マルぼん「いや、普通に親子だと思うけど」



ヒロシ「あそこにいるじいさんと犬、デキているな。動物と人間がデキているなんて、
こんな世の中滅びてしまえ」


マルぼん「いや、普通に愛犬の散歩にいそしむおじいさんだと思うけど」



ヒロシ「あそこでノートパソコンいじっている兄ちゃん。そのうちきっと、パソコンの中から美少女が出てきて、逢瀬を重ねるにちがいない。けっ」 


マルぼん「いまどき、漫画でもないよ、そのシチュエーション」



ヒロシ「どいつもこいつも桃色ピンク色。畜生。憎い。世界中の幸せなやつらが憎い…。僕より幸せな人間が憎い…。僕は死なない。幸せな連中に一矢報いるまで、決して死にはしないぞっ」


 こうしてヒロシは生きる希望を取り戻したのでした。




ヒロシ「あそこの机とイス、デキてる。昼間から引き出しを半開きにして、なんてエロスなんだ。畜生。淫獣どもめ」


マルぼん「落ち着け、机とイスは獣じゃない。獣じゃない」


ママさん「晩御飯はカレーライスよ」


ヒロシ「カレー? あの売女か!」


マルぼん「なんでカレーが売女なんだよ!」


ヒロシ「ライスとくっついたり、ナンとくっついたり、こともあろうとうどんとくっついたり! よし。こんな汚れた世の中、僕が消し去ってやるー!」


マルぼん「バカ! こんなせまい部屋でそんな毒ガスを撒いたら…ぎゃー!!」


ヒロシ「うぎぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


 毒ガスで自爆したヒロシは病院へと運ばれました…


ヒロシ「おい、早く僕の右腕を切断してくれ」


マルぼん「どうしてだよ」


ヒロシ「僕の右腕に点滴の針がささっている。右腕と点滴はきっとデきているんだ。脳に無断で恋愛する腕なんていらいないよ。あ、いっそのこと、体自体も消し去ってよ。脳に無断で病院のベッドに横たわるなんて卑猥な体、僕は耐えられない。それから…」




日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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