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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「ゆっくり寝ようぜ、ぼくらは仲間」の巻
ヒロシ「明日は試験だけど、勉強はカケラもしていない。でも、僕、眠る」


 男らしく宣言するヒロシですが、その目はどこか切なげで、足は震えていました。


ヒロシ「ママが言うんや。赤点とったら市中引き廻しだって」


マルぼん「ゆとり教育くそくらえ、だね」


ヒロシ「それなのに勉強せずに寝ようというんだよ、僕は。止めるなら、いまだぞ」


マルぼん「寝たらええやん」


ヒロシ「正直に言います。お願いですから、一夜づけでなんとかなる機密道具を出してください」


 土下座してマルぼんの足を舐めて懇願するヒロシ。マルぼんも1人の女。こんなことをされたらたまりません。機密道具を出してあげることにしました。


マルぼん「このヘルメットを被って眠るといいわ」


ヒロシ「これは」


マルぼん「こいつは眠りながらなんでもできるヘルメットよ。こいつを被って眠ると、体が自動的に動き、そのとき一番やらなくてはいけないことを勝手にやってくれるの。マラソンしなきゃいけない人だと、眠りながらマラソンする。勉強しなきゃいけない人だと、眠りながら勉強する。さぁ、被って眠りなさい」


ヒロシ「で、でも」


マルぼん「口答えしないで!」


 マルぼんはヘルメットをヒロシに被せると、鈍器のようなもので後頭部を殴打して無理矢理眠らせました。
で、翌日。学校から帰ってきたヒロシは


ヒロシ「すげえ! 試験余裕でしたよ!」


 起きるなり、ヒロシが叫びました。


マルぼん「そのヘルメットの力で、あなたは昨夜、眠りながら勉強していのよ。ほぼひと晩。そのおかげね」



ヒロシ「すごいヘルメットだよ。眠りながらどんなこともできるんだね。よし、これからはこのヘルメット
を常に被り、眠りながらいやなことをやってしまおう!」


 数日後、衰弱したヒロシは病院のベッドにいました。毎晩ヘルメットを被って眠り、勉強や運動などの嫌いなこと眠っている間に済ますようになったので、当然です。本来、体力を回復すべき睡眠時間に体を動かしているのだから当然のことなのです。


 その日の夜、ヒロシは眠るように息を引き取りました。眠りながら、逝ったのです。それがヘルメットの効果であるかどうかは、神のみぞ知ることです。



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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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