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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「あんな時代もあったね、と」の巻
 ヒロシらの通う微笑小学校では給食費を滞納したり、校則に反する行いをしたりした生徒には、学校の裏山にある鉱山や、町の特権階級の墓建設の現場での強制労働というお仕置きが与えられます。これらの強制労働に従事することになった生徒は、左腕に罰を受けた証である彫り物をされ、番号で呼ばれることになります。


 2月4日。学校の裏山にある鉱山。かつて大沼ヒロシと呼ばれていた777番と、ナウマン象と呼ばれていた666番と、金歯と呼ばれていた444番は『土を掘って、邪魔な岩を取り出し、それを外まで運んで捨てる』という強制労働をさせられていました。『朝礼での校長の話は長い』と話しているところを見つかり、校則第99条『教師ノ悪口ヲ禁ズ』に違反した3人がここへ送られて1カ月。3人は身も心もボロボロになっていました。


666番「うへえ。もう俺様、土なんて掘れないぞ。ツルハシもシャベルも道具はひとつも貸してもらえないし」


444番「しかたなく手で掘ったせいで、爪がはがれてえらいことになっているでおじゃる」


777番「あ、そういえば。ここに送られる前、マルぼんが機密道具を貸してくれたんだ、『万能スコップ岩砕き』。たとえどんな硬いところでも、巨大な豆腐を掘るかのようにたやすく、体に負担をかけることなく掘る事ができるスコップ! どんな場所でもどんなものでも掘る事ができる」


666番「おお、ちょうど3人分ある。これでかなり楽できるんじゃねえか!」


444番「これは嬉しい不意打ちでおじゃる!」


 さっそく『万能スコップ岩砕き』で採掘作業を続ける3人。効果は絶大であり、おもしろいように掘れていきます。


666番「おい、なんかに岩が微妙に変わってきてねえか。今までの岩とは違う……ってこれは」


444番「これは、新しい鉱脈でおじゃる! 新しい鉱脈にぶち当たったのでおじゃるよ! 大発見でおじゃる! 大手柄でおじゃる! 即刻ここから解放されるでおじゃるよ! それどころか、恩賞をいただけるかも」


777番「もっともっと掘りまくろう! そして、たくさんの恩賞をわれらの手に!」


444番&666番「おうよ!」


 そして調子に乗って掘りまくる3人。掘りすぎて落盤事故が起きるのはこれから30分後のこと。生き埋めになった777番と666番と444番の生存が絶望視されるのは3日後のこと。慰霊碑が建立され、学校主催の慰霊祭が行われるのは1年後のこと。777番の死亡が認定されて保険金が下りるのは7年後のこと。マルぼんは、土も、岩も、墓穴も、ありとあらゆるものを掘ることができる『万能スコップ岩砕き』の効果は絶大だと思いました。



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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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