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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「ヒロシラブストリーリー」の巻
 マルぼんが家で内職の造花作りをしていると、「望まぬ結婚を強いられている」とルナちゃんが訪ねてきました。


 なんでもルナちゃん、今入っている宗教の最高指導者に「今度の合同結婚式で37歳無職の男性と結婚するように」と言われたそうなんです。ところがルナちゃんには心に決めた人がいるとか。


ルナちゃん「私が身を捧げるのはギュルペペ神サマのみ! 魂のステータスを上げて、ギュルペペ神サマとひとつになるのー! なるのー! ムキーッ」


 37歳無職との結婚を逃れるには、合同結婚式の前にギュルペペ神と結ばれるしかないと考えたルナちゃんは、機密道具の力を借りるべく、嫌々マルぼんのところを訪ねてきたのです(ルナちゃんはヒロシの家に近づくだけで、ストレスで体中にブツブツができるそうです)。


 正直、気乗りはしないマルぼんなのですが、ルナちゃんが手土産に「アンコのかわりに札束やら宝石やらが入っている饅頭」をくれたのでなんとかしてあげることにしました。


 マルぼんが用意した機密道具は「ハナサクコトモR」という、「使われた人は、使った人に一生恋してしまう。絶対結ばれる」という強力なホレ薬です。その効果たるや、性別・年齢・種族・身分の差……あらゆるものを飛び越えてしまうほど。これならば、ギュルペペ神とルナちゃんの恋愛だって可能なハズ。


「それはすごいわ!」と「ハナサクコトモR」の効能に感嘆の声を上げるルナちゃん、
詳しい説明も聞かず、マルぼんから「ハナサクコトモR」を奪い取ると、「ギュルペペ神サマ、だぁいすき!」と自宅にある全長35メートルのギュルペペ神の像に使用してしまいました。


 数時間後、ルナちゃんは、ルナちゃんへの切ない恋心によって動き始めたギュルペペ神の像により握り潰され、その短い生涯を終えました。


 その遺体は、まもなく光の粒となって消えうせてしまいました。


 死の直前、何を思ったのかルナちゃんは「ハナサクコトモR」を一気飲みしたのですが、おそらくその効果が発動し、ルナちゃんは自身の妄想の中に存在しているギュルペペ神と結ばれ、まぁ、色々ややこしいことがあって昇天してしまったのだとマルぼんは思いました。


 ルナちゃんが「まぁ、よかったんじゃない?」というコメントしかできないハッピーな末路を迎えて、2度と帰れぬ旅へと出発したので、マルぼんは「ハナサクコトモR」を片付けようと思い、部屋でゴソゴソやっていると、突然、鈍器のようなもので後頭部を殴打されたのです。


 犯人は普通にヒロシでした。ニヤニヤと笑いながら「ハナサクコトモR」の入ったビンを懐にしまうヒロシ。ヤツはルナちゃんの一件をずっと見ていたので、「ハナサクコトモR」の効果を知っているのハズ。「OLの女子寮にある給水タンクにいれてゲヘへ」「ギャルゲーにかけて義妹とか幼なじみとかがいっぱいいるゲームの世界で生きてやるぞ、ウフフ」とか、悪用するのは目に見えています。


マルぼん「ヒロシ、てめぇ、あの薬どうしたよ」


ヒロシ「狂った性欲を持つ大人に高値で売りつけます」


 さすがにヤバイと思ったマルぼんは刺し違えてでもヒロシを止めようと思い、奥歯の奥に仕込んだ自爆装置を発動させました。
町ひとつと多くの尊い命が失われましたが、ビンは割れ「ハナサクコトモR」はそこらの地面に吸収されてしまったので、
ヒロシの狂った野望は阻止されたのでした。


「グスン。売ったお金でマルぼんにプレゼントを買ってあげたかったんだよう」と泣くヒロシを慰めていると、マルぼんは雲の形が変になっていることに気づきました。なんか文字のように見えます。目を凝らしてさらによく見てみると
雲は『ヒロシLOVE』という文字の形をしていました。さらに『ヒロシ大好き』『ヒロシのためなら死んでもいい』という形の文字も発見。


「ハナサクコトモR」を地面に落としたせいで、ヒロシは地球に惚れられてしまったようです。






 今日も空には「ウチはヒロシが一番好きだっちゃ」という文字の形をした雲が浮かび、ヒロシの部屋にはどこからともなく新鮮な果物や綺麗な花がいつのまにか届けられています。どうも地球のヒロシへの愛情表現です。


ヒロシ「いやだよ。僕は普通に恋して普通に死にたいんだ」


心底嫌がっている様子のヒロシですが、マルぼんはこれを利用して成り上がってやろうとか考えていました。


ナウマン象「おい。出てこいよ色情狂」


金歯「よせよ。煩悩が移るぜー」


家の外から、ナウマン象と金歯のヒロシを中傷する声がしました。異性と話しているだけで人間としての扱いを受けない小学生は、とてもハードな人種だと思います。「好色1代男は町から出て行け!」「ウチの娘のお腹の子供は貴様か!」
「近づいたらママにされちゃいますよ」ますます酷くなるヒロシへの中傷。


ヒロシ「ぼ、僕はエロくないよ! 二次元にしか興味ないし! う、うう…」


民衆「エロー! エロー! エロスー! エロ過ぎて泣いてらー!」


ヒロシ「な、泣いてなんかないよー!」


民衆「泣いてる。泣いているー!」


ヒロシ「ヌァイデヌァングワァヌァイヨウー!」


残念ながら、ヒロシは思いっきり泣いていました。涙で顔をグシャグシャにしまくっていました。と、その時。急に雨が降り出してきました。鬼のような勢いです。


大脳「大変でヤンスー! 堤防が決壊したでヤンスー!」


 数時間後、町は濁流に飲み込まれ、多数の犠牲者・家屋倒壊・伝染病で壊滅状態となってしまいました。


ヒロシ「うう。びしょ濡れだよ。…あ、これじゃ僕が泣いていたってこと、誰もわからないぞ。…これって、まさか」


「これで大丈夫ね」という文字の形をとる雲。すべては地球の痒い所に手の届く配慮だったのです。感動するヒロシ。


ヒロシ「僕、地球ちゃんとお付き合いするー!」


 ヒロシが狂いました。




 ヒロシと地球の蜜月は続きます。ヒロシが「温泉はいりたい」と言えば町に活火山が誕生し、ヒロシが「なんか暑い」と言えば町に氷河期が訪れ、ヒロシが「新鮮なお魚喰いたいよ」と言えば魚に足が生えてヒロシの家まで歩いてくるなど、
仲むつまじいことこの上ないです。


 マルぼんは、そんなヒロシと地球の関係を快く思っていない人物がいることに気づきました。ルナちゃんです。一身上の都合により生き返った、ルナちゃんです。


ルナちゃん「ヒロシさんたら、いつも『ルナちゃん大好き』とか『ルナちゃんは僕のもの』とか『というか僕がルナちゃんでルナちゃんが僕』とか言って、下卑た視線を私に送ってくるのに、なによ!」


 嫉妬。嫉妬ですよ、奥さん! このサイト始まって以来の桃色展開に、マルぼんの胸の鼓動も高まる一方ですー!


 嫉妬に狂ったルナちゃんは「地球キモい! 地球死ね!」と叫びつつ、ゴミ捨て場から大量に冷蔵庫を拾ってきて破壊してフロンガスを撒き散らしたり、海を埋め立てて遊園地を建造したり、森林を焼いてはハンバーガーにするための牛を飼育したりと、地球にたいする嫌がらせを連発。


ルナちゃん「ヒロシくんの愚か者! ヒロシくんの愚か者!」


ヒロシ「このメスブタ! 地球ちゃんになにをするー!」


 ヒロシの怒りの鉄拳が、ルナちゃんにクリーンヒット。普段から「ルナちゃんと書いて『ヒロシの嫁』と読むんでしょ?」とか言っているヒロシとは思えない勇ましい姿。どうやらヒロシは本気のようです。




 ヒロシと地球の交際は公然の秘密となったのですが、なぜかヒロシは元気がありません。気になったマルぼんが色々尋ねてみたところ、意外な事実が判明。


 なんと地球には悪質なストーカーがいるのだというのです。そのストーカーは本当にしつこく、何年も何年も地球につきまとっているとか。ヒロシの悩みはそのストーカーについてのことなのだそうです。


「男だったら好きな女の1人や5000人くらい助けてみせろ! 今すぐそのストーカーを呼んでぶちのめしてやれ!」とマルぼんがアドバイスをしました。そうすることで、ヒロシと地球の絆が深まると思ったからです。マルぼんのアドバイスに感じるものがあったのか、ヒロシは地球にストーカーを呼び出すように指示した模様。


 マルぼんが言うのもアレなのですが、愛の力は強力です。ヒロシと地球の愛の力はかならずや困難を乗り越えてくれるでしょう。


テレビ『フレンドリーに語るニュースの時間ですよ、ニュースの時間。なんか月が地球に、鬼のような勢いで接近しているみたいですー。明日には激突するみたいですよ。ドッカーンってなりますよー。アハハ、アハハハ。さようなら人類ー!』


 こうして人類はヒロシと地球の愛の力で滅びたのでした。





人類の歴史…完 次の知的生命体にご期待ください





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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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