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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「そういえば『同級生2』ってスーファミ版もあったなぁ」の巻
  なんとなくアンニュイな気持ちになっていたマルぼんに、ヒロシがにじり寄ってきました。また頼みごとのようです。


マルぼん「なにかね?」

ヒロシ「ジブリが嫌っているような声優声でしゃべって、家事が得意で、僕のことをお兄ちゃんと呼んでくれて、僕が他の女の子と仲良くしていたらなぜか不機嫌になって、実は血の繋がりがなくて、結婚とかできる妹をだしてー!」

マルぼん「親に頼め! 親に」


ヒロシ「それもそうだね。ママー! 妹を貰ってきてー! 養子ー! 養子ー!」


ママさん「もう。ヒロシったらー。これ以上、養子を増やしても仕方ないでしょう!」

ヒロシ「それもそうだねー。あははー。あれ? 養子って?」


 マルぼんはとりあえずヒロシに詳しい話を聞いてみたんですが、金歯のヤツがプラモ好きの従兄弟に作ってもらったメカ義妹を自慢してきたらしく、ヒロシはそれがうらやましくてしかたなかったそうです。


 とりあえず、敵状視察ということで、ヒロシと2人で金歯を訪ねてみると、本当にいるんですよ、メカ義妹。


 まぁ、ギャルゲーに出てくる感じじゃなくて、「アシモ」みたいな感じだったんですけど。


金歯「外見なんて関係ないんだ。可憐(メカ義妹の名前)はボクの妹さー」


可憐「ハイ。オ兄サマ」


金歯「もちろん愛しているし、結婚もするつもりさー」


 なんでこう、片寄った思想の人たちは「義妹=恋愛対象」という思考なんでしょうか。


金歯「可憐もボクを愛しているよな?」


可憐「ピーガガガ……愛? 愛……愛、リカイフノウ……」


金歯「な、なに!?」


可憐「愛、リカイ、フノウ。愛トハ何デスカ? オ兄サマ?」


金歯「そんな……そんな! 可憐! 愛していると言うんだ。ボクを愛していると言うんだ!」


可憐「愛リカイ、フノウ。愛、リカイ、フノウ……」


金歯「愛していると言ってくれー!」


 よくわからない展開になったから、マルぼんたちは帰ることにしました。


 昨日の金歯と可憐ちゃんのやりとりを見て、義妹を諦めたらしいヒロシ。


 ぶっちゃけた話、「義妹製造機」なんて機密道具は高く手が出ないので、マルぼんはホッとしていたんですが意外な人物が「義妹をゲットできる道具だせ!」と詰め寄ってきたんです。


 ナウマン象でした。


ナウマン象「ガキ大将には妹がいて、溺愛しているというのは素晴らしい設定だろ。俺のあだ名のせいでマンモス子とかあだ名がつけられて『お兄ちゃんのせいだよぉ』とか言われたりする。最高だよな。だから妹がたまらく欲しいんだ。欲しくて欲しくてたまらないんだ。マジで欲しい。本気で。いなきゃ死ぬ。義妹いなきゃ死ぬ。むしろあの世で義妹と一緒に暮らす。あの世で2人で暮らすんだ。お兄ちゃんとか呼ばれて。あ、一心同体。死後の世界は自由だから(予想)むしろ俺と義妹が一心同体。俺が義妹。義妹が俺。表裏一体これいかに。いいな。うん。いい。コレに決めた。よし。死のう。俺、死ぬぞ。カリよこせ! 青酸カリ! いまだ! 自決チャンス!」


 ナウマン象になにがあったのか、ヒロシとは比較にならないほど重症のようです。


 仕方ないので、マルぼんは未来のコミケで入手した同人機密道具を貸してやることにしました。


 マルぼんがナウマン象に貸したのは「コマッタト木のカミダの実」という、「謝罪キック賠償パンチ」という同人サークルさんの作った同人機密道具です。


「コマッタト木のカミダの実」は、南米の核爆弾実験跡地に生えた奇形の木から取れた実で煎じて服用する事により、服用者の妄想が現実になるかもしれないという機密道具です。


 ただ、ちょっとやそっとで妄想が現実になる訳ではなく、普通の人が服用しても、軽くトリップする程度(その状態で町でうろついたら逮捕)。


 服用者の妄想が重症であれば重症であるほど、妄想癖が精神疾患の領域に近ければ近いほど、妄想が現実になる可能性が高いのです。


 昨日、精神病院の患者談話室にあるフリーノートみたいな戯言を言っていたナウマン象ですから、容易に使いこなすことができるでしょう。


 さっそく煎じて、摂取用の注射器と一緒にナウマン象に渡してあげました。


マルぼん「血管にブスっといくんだ。間違っても空気が入らないようにネ」


ナウマン象「どうでもいいけど、マルぼんの機密道具は薬状のものばっかだな」

ヒロシ「ねえマルぼん。今日学校でね、ナウマン象がみんなを屋上に呼び出してね」


マルぼん「どうせ義妹の自慢でもされたんでしょ」


ヒロシ「ちがうよ。いきなりみんなの前で注射器を取り出して、なぜか手馴れた様子で腕にプスっと」


マルぼん(ナウマン象。妹誕生の瞬間をみんなに見せつけるつもりなんだな)


ヒロシ「怪しい薬だったんだろうね。変なこと叫んでさ、ナウマン象。『妹! 俺の妹! 料理が得意で、俺をお兄ちゃんと呼んで、俺が他の女の子と話していたら嫉妬して、俺が危なくなったら身を呈して庇ってくれて、俺とほとんど一心同体! 俺の義妹!』。トリップってヤツなんだねー」


マルぼん「それかどうなったの? 妹は出現した?」


ヒロシ「いや。なんか急に苦しみだしたかと思うと、そのまま倒れて病院へ運ばれたんだ」


マルぼん(ナウマン象でも「コマッタト木のカミダの実」は使いこなせなかったかー)


 なんてヒロシと話していると、マルぼんとヒロシに電話が。


 相手は金歯で、なぜかナウマン象の入院している病院でした。


ヒロシ「え? ナウマン象の膝に人面疽ができた? しかもしゃべって『お兄ちゃんー』とか言ってる? なんだよそれ。さっぱりわかんないよ」


「一心同体~」の妄想が現実になっている所をみると、どうやら「コマッタト木のカミダの実」の効果がでてきたようです。


 ナウマン象の幸せ者!


 人面疽ができたというナウマン象を見舞いに、マルぼんとヒロシは病院へ行きました。


 ナウマン象は尋常じゃないくらい痩せていましたが、意識は不思議とはっきりしていて、マルぼんたちに膝にできた人面疽を紹介してくれました。


ナウマン象「これ、俺の妹のカオリ。顔しかないけど、カワイイだろ?」


人面疽のカオリちゃん「はじめまして。カオリです。お兄ちゃんは私の自慢!」


 どうやらナウマン象が理想とする妹の要素『俺(ナウマン象)とほとんど一心同体』が叶ったようです。


 マルぼんがしばらく呆然としていると、女性の看護師さんがやって来ました。


看護師さん「ナウマン象さん。お注射ですよー」


人面疽のカオリちゃん「!! お兄ちゃんに近づかないでー!! ゲエエエッ!!」


 カオリちゃんは、口(に当たる部分)から、なにか灰色に光る液体を吐き出し、看護師さんにぶちまけようとしました。


 看護師さんは、慣れた様子で液体を避け


看護師さん「危ない危ない。これ、硫酸なのよね。昨日も若い看護師がやられたの」


 この行動、どうやら、ナウマン象が理想とする妹の要素『俺(ナウマン象)が他の女の子と話していたら嫉妬』『俺(ナウマン象)が危なくなったら身を呈して庇ってくれる』のようです。


看護師さん「そういえばナウマン象さん。昨日の深夜、炊事場で食事作ってたでしょ。ダメよー勝手に食べたりしたら」


ナウマン象「え? 俺知らないけど?」


人面疽のカオリちゃん「それやったの私だよー。ちょっとお兄ちゃんの体を借りちゃったのー。ごめんね。ちょっと生命エネルギーもかなり消費しちゃったー」


ナウマン象「こいつーアハハハ!」


 どうやら『料理が得意』の部分の模様。


 その後、ナウマン象は急に意識不明となり、集中治療室に運ばれていきました。


 愛する妹と成仏できるなら、ナウマン象も本望でしょう。


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日記 | 11:10:54 | Trackback(0) | Comments(0)

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