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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「ヒロシ、十字架を背負う」の巻
 ヒロシとマルぼんが、夜の繁華街を散策しているときのことでした。マルぼんとはぐれたヒロシは、外国人風の男性に
腕をつかまれました。ヒロシを引きずるように歩き出し、近くの路地裏へと向かう男性。ようするに、ヒロシはいたずらされそうになってしまったのです。


 ヒロシはとっさに、護身用として常に携帯しているバタフライナイフを取り出し、男性の腹の辺りを刺しました。何度も何度も何度も。男性は反撃する間もなく、そのまま動かなくなりました。ヒロシは、人を殺してしまったのです。


ヒロシ「なんとかして~」


 なんとか合流したマルぼんに、いつものように泣きつくヒロシ。


マルぼん「『ドサ草のソテー』。これは未来の世界に生えている『ドサ草』という植物を調理したものなんだけど、これを食べたら都合の悪いことはドサクサにまぎれてうやむやになってしまう」


 ヒロシは差し出された『ドサ草のソテー』をがむしゃらに食べました。食べまくりました。


ドコサヘキサン「あ、大沼! こんなところでなにをしているんだ!」


 路地裏の、死体の前で色々やっていたヒロシとマルぼんの前に現れたのは、担任教師のドコサヘキサンでした。


ドコサヘキサン「おい…もしかしてその倒れているの、死体か? おまえがやったのか!?」


 もうだめだ。ドサクサどころか、普通に知り合いに見られた。ヒロシは、精神鑑定にすべてをかける決意をしました。ところが。


ドコサヘキサン「でかした!」


 ドコサヘキサンは、ヒロシを褒めだしたんです。


ドコサヘキサン「この外国人、Z国のヤツだろ? いやーさっそくZ国の鬼畜を殺すなんて、おまえもなかなかやるじゃないか」


 きょとんとするヒロシ。


ドコサヘキサン「Z国の人間に生きる価値はないからな。根絶やしにしないとなにをしでかすかわからん。おまえも意外と度胸があるなぁ。よし。校長に頼んで、勲章をだしてやるからな」


 20××年。日本は、かねてより緊張関係にあったZ国と戦争に突入。国内では、自警団によるスパイ狩りが行われ始めました。そのドサクサで、ヒロシの殺人はうやむやになったのです。うやむやどころか、表彰モノになってしまいました。


 すべては、『ドサ草のソテー』のおかげです。


ヒロシ「ふう、たすかった」


マルぼん「平和な時の殺人は罪だけど、戦争の時の殺人は勲章ものだからなあ。よかったよかった」
通行人「空襲だー! 逃げろー!!」


 空を見上げると、Z国の国旗が書かれたたくさんの戦闘機が飛んでいました。直後、爆音が響き、ヒロシの意識はそこで途絶えました。



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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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