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Author:大沼ヒロシ
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「ツッコミ名人・金歯」の巻
ナウマン象「俺は将来、夜空に輝くお星様になるんだ。そして60億の人類を宇宙から見守るんだ」


金歯「へえ」


ナウマン象「……」


金歯「どうしたでおじゃるか」


ナウマン象「今すぐ俺の目の前から、去れ! その汚い顔を二度と見せるな!」


金歯「ええー!?」


 そんなわけで、典型的なガキ大将と腰ぎんちゃくの関係だったナウマン象と金歯がついに破局しました。


金歯「意味がわからないでおじゃる。ナウマン象の珍妙な話に相槌をうっただけで、コンビ解消だなんて」


マルぼん「きっとだね、ナウマン象はキミにツッコミを入れてほしかったんだよ」


金歯「ツッコミ、でおじゃるか?」


マルぼん「世に、星の数ほど『ガキ大将とその腰ぎんちゃくコンビ』はある。ガキ大将と腰ぎんちゃくを養成する専門学校もあるくらいだ。そのコンビたちの頂点にたつのは、もちろん、某歌手志望のガキ大将とその腰ぎんちゃくのコンビ。その頂点コンビに勝るとも劣らないコンビがあるのをご存知か」


金歯「知らぬ」


マルぼん「八百屋の1人息子のガキ大将とその腰ぎんちゃくのコンビなのじゃ。このガキ大将は、ことあるごとに野菜ネタでボケをかまし、腰ぎんちゃくはすかさずそのボケにツッコミを入れていたのじゃよ。このやりとりは本当におもしろくて、このコンビは主人公を凌ぐ人気と存在感を手に入れていたんだよ。ナウマン象は、キミと2人で、このコンビのような『ボケとツッコミ』の関係になりたかったでないかの」


金歯「そうだったのでおじゃるか。ナウマン象のやろう、水臭い……素直に『僕にツッコミを入れてください。別の意味での突っ込みもいれてください。そして末永く愛してください』と言えばいいのに」


マルぼん「それができないのがナウマン象ってやつなのじゃよ」


金歯「朕は、ぜひともナウマン象の思いに答えてやりたいのでおじゃるが、残念ながら笑いのセンスは皆無。ナウマン象がボケても、それにすぐさまツッコミを入れることができるかどうか……」


マルぼん「そんな時のために、機密道具さ。『ツッコ実』。この実を煎じて服用すれば、おかしいところ、おもしろいところに出くわしたとき、体が自動的にツッコミを入れるようになる」


 金歯は『ツッコ実』を煎じて飲むと、「待っていろナウマン象」と、外へととび出しました。


「きゃー通り魔よー」


 死んだ魚のような目をし、首のあたりに蝶ネクタイをつけている以外はほぼ生まれたままの姿の男が、ナタを持ち、「おでは勇者だどぉ」とか叫びながら、道を歩いていました。逃げ惑う通行人たち。


「朕も逃げないと」と思う金歯でしたが、体が勝手に動き、男に近づいていきます。


金歯「なんで全裸に蝶ネクタイやねん!」


 金歯が右手で男にツッコミを入れたのと、男がナタを振り上げたのは同時でした。


 マルぼんは、社会的におかしいところにもツッコミを入れる『ツッコ実』の効果は絶大だと思いました。




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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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