■プロフィール

大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

■最近の記事
■最近のコメント

■最近のトラックバック

■月別アーカイブ
■カテゴリー
■FC2カウンター

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
しつけと称せばオールオッケー
マルぼん「すばらしい機密道具の登場だよ。『身代わり人形』。この体に自分の毛とかを埋め込めば、怪我をした際、その怪我によるダメージをこいつが引き受けてくれる。ダメージを引き受ける度、人形にはヒビが入る。ヒビが入りきって壊れるまで、効果は続くんだ。さぁ、ヒロシくん、こいつにキミの毛を!」


ヒロシ「なんかそれ、前も使った覚えがあるぞ。しかも欠陥があって、えらい目にあった気が」


 たしかに、ヒロシは『マルぼんと暮らす』の第231話「ヒロシのアニマル大作戦の巻」と、その後編にあたる第232話「涙(るい)は友を呼ぶ。悲しみと言う名の友を…の巻」で、『身代わり人形』を使っています。


『身代わり人形』には、「1回も使っていないにも関わらず、ちょっと落としただけで大破する」など耐久面で問題がありました。その欠陥のためヒロシはとんでもない目にあって心と体に深い傷を負いました。それだけではなく、財産も社会的地位も一気に失い、決まりかけていた妹さんの縁談も破談になりました。「ヒロシ兄さんは悪魔や。悪魔なんや!」とは、妹さん(現在は老人介護施設でケアマネをやっています)の談です。


マルぼん「これは改良型の『身代わり人形』なんだ。絶対に壊れない、永遠に使えるやつなんだってさ」


ヒロシ「本当に? まぁ、いいや。ちょっとこれから、1人で500人の敵と戦わなきゃいけない用事があるんで、とりあえず使わせてもらうよ」


 ヒロシは『身代わり人形』を受け取ると、自分の毛を埋め込みました。


ヒロシ「さて、これで……って、わわ!」


 なんということでしょう。あろうことかヒロシときたら、『身代わり人形』を落としてしまったのです。落ちた衝撃で、頭部にヒビが入る『身代わり人形』。


ヒロシ「まるで改良されていないじゃないか。すぐに壊れたぞ!」


マルぼん「まぁ、見てなよ。ほら、ヒビが修復していくだろう」


ヒロシ「あ」


マルぼん「ほら、完全にヒビがなくなった。説明書によると修復機能がついたらしいんだよ」


ヒロシ「うああああ」


マルぼん「どうしたヒロシ……って、ああ!」


 いつの間にか、ヒロシの頭部にヒビが入り、そこから血が噴出していました。まるで噴水です。ヒビが入っているのは、『身代わり人形』のヒビが入ったのと同じ箇所。


ヒロシ「いででででででで」


 苦しむヒロシですが、やがて頭部のヒビは自然に閉じていきました。すると、再び『身代わり人形』の頭部にヒビが。すぐさまヒビは修復され、なくなります。するとすると、再びヒロシの頭部にヒビが入り、赤い噴水。しばらくするとヒビは閉じて、『身代わり人形』にヒビ。


ヒロシ「いででででででで」


 マルぼんは改良型『身代わり人形』の説明書を熟読してみました。


説明書『今までは所有者の負ったダメージを人形が引き受けるようにしていましたが、それに加えて改良型では人形の受けたダメージを所有者が引き受けるようにもなっています』


説明書『その際に所有者が負ったダメージは、すぐに人形が引き受けます。その人形のダメージを所有者が引き受ける。ようするに、ダメージを永遠に行ったり来たりさせることで、人形が永遠に使えるようにしたのです』


説明書『なお、ダメージが行ったり来たりする過程で、痛みは若干残りますのでご了承ください』


ヒロシ「いででででででで!」


 ヒロシの頭にヒビ、人形の頭にヒビ、ヒロシの頭にヒビ、人形の頭にヒビ、ヒロシの頭にヒビ、人形の頭にヒビ、ヒロシの頭にヒビ、人形の頭にヒビ、ヒロシの頭にヒビ、人形の頭にヒビ、ヒロシの頭にヒビ、人形の頭にヒビ、ヒロシの頭にヒビ、人形の頭にヒビ……


ヒロシ「いででででででで!」


スポンサーサイト


日記 | 13:01:26 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。