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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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恥ずかしながら帰ってきたヒロシ

 今日も児童の明るい笑い声が響く、我らが微笑小学校。


ルナちゃん「ヒロシさん、あなたの腹部を刺してもいいかしら、包丁で」


ヒロシ「なんだよ、唐突に。そんなのいやだよ!」


ルナちゃん「私があなたを刺したら、私は当然逮捕。数年間は豚箱の中。私という人間の自由(数年間分)は、あなたの死を理由になくなるの。つまり私の数年間はあなたのものになるのよ!」


 最近は、被虐願望がひどいルナちゃんさんです。


ヒロシ「包丁をしまってください! ヒロインなんだから、包丁をしまってください! いまどきヤンデレは流行しないですよ」


ルナちゃん「デレてなんかないんだからね! 死ね、いくじなし!」


ヒロシ「ひええええ!」


 包丁片手に追うヒロイン。追われるヒロシ。


ヒロシ「わ! 行き止まり!」


ルナちゃん「もお逃げられないの。さぁ、私に刺されて! 私の自由を奪って! 私が豚箱にぶち込まれる理由になって!」


マルぼん「ヒロシ!」


ヒロシ「あ、マルぼん!」


マルぼん「今すぐ上着を脱ぐのだ」


ヒロシ「で、でも。恥ずかしいよ! 穴があったら入りたくなるよう」
 

マルぼん「脱がぬと、逝くぞ!」


ルナちゃん「包丁で! ヒロシくんのお腹を! ブスッと! 刺すっ! 何度も! 何度も! 執拗に! 念入りに!」


マルぼん「脱げい!」


ヒロシ「ええい、ままよ!」


ヒロシ(さよなら、僕の純潔。少年の日々……)


 ヒロシは、ズボンを脱ぎました。パンツごと。マルぼんは上着だって言ったのに。


ルナちゃん「きゃ!」


 赤面しつつも、ヒロシの下半身をしっかりと拝みつつ、包丁を振り下ろすルナちゃん。包丁は見事にヒロシに突き刺さったのですが。


ヒロシ「え」


ルナちゃん「な、血の一滴もでなければ、傷の少しもつかないですって!」


マルぼん「いまだ!」


ルナちゃん「ぎゃー!」


 ひるんだ隙をつき、マルぼんは『触れると石化するマルぼん唾液』をルナちゃんに浴びせてやりました。石化するルナちゃん。余談ですが、石化したルナちゃんは駅前に飾られて、若者たちの待ち合わせスポットとして余生を送ることになりのでした。めでたしめでたし。


ヒロシ「あ、ありがとう、マルぼん。でも、なんで」


マルぼん「昨日あげた蝶ネクタイあるだろ。あれ、実は『安全地タイ』という機密道具なんだ」


ヒロシ「あ、いまもつけているこの蝶ネクタイが?」


マルぼん「そう。『安全地タイ』をつけている人は、どんな攻撃からも身を守られ、絶対に安全なの。でもまぁ、常に安全というものアレだから、発動条件があって、装着者が痴態を演じ、恥ずかしいと感じているときだけ効果が発動する」


ヒロシ「そうか、それで」


 己の下半身を見つめるヒロシ。


マルぼん「とりあえずズボン履けや」


ヒロシ「もっと『安全地タイ』を出してよ。よい利用方法を思いついた」


 夜の微笑町。


 鎖鎌を持って町を徘徊しているナウマン象。


ナウマン象「ううう。あの御方に怒られて、すげえイライラするぜ。こういうときは、誰かをいじめてストレス解消だ。お、あそこにいるのは金歯!」


金歯「あ、ナウマン象!」


ナウマン象「誕生日にパパに買ってもらった、この鎖鎌の威力を試させろ!」


金歯「ひょえー! おたすけでおじゃるー!」


ヒロシ「大丈夫か、金歯。この『安全地タイ』をつけて(中略)ようするに恥ずかしい気分になれば、刺されても大丈夫」


金歯「本当に?」


ナウマン象「なんだヒロシ、まずは貴様からだっ」


 とっさに全裸になるヒロシ。


ナウマン象「きゃー!!」


ヒロシ「いかがいたしたのかな?」


ナウマン象「いかがって、いかがって、アンタ、ぜぜぜぜんらじゃないの!? いやっ、近づかないで!」


 ヒロシは、『安全地タイ』と靴下をつけた以外は生まれたままの姿。その姿で、ナウマン象に迫ります。


ナウマン象「いやっいやっ! 服を着なさいよ! さもないと、この鎖鎌で殺しちゃうんだから!」


ヒロシ「はははは。僕はいま、無敵さ」


 鎖鎌攻撃も、ヒロシには通じません。


ナウマン象「いやっ来ないで!」


ヒロシ「ほら、ほら、ほら!」


ナウマン象「いや! いや! いや!」


ヒロシ「ほれ、ほれ、ほれ!」


金歯「すごい効果でおじゃるな。朕もズボンを脱いだでおじゃる! 早よう、その『安全地タイ』を」


ヒロシ「300まんえんになります」


金歯「え!」


金歯「銭をとるのか! 人のピンチを商売にするなんて、恥かしくないのでおじゃるか」


ヒロシ「全然っ」


ナウマン象「いやー来ないでー!」


 スコーン。


 答えた瞬間、鎖鎌攻撃ですっとぶヒロシの首。


 「恥ずかしくない状態」ならば、効果がないのが『安全地タイ』なのです。マルぼんは、『安全地タイ』の効果は絶大だと思いました。
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日記 | 17:57:24 | Trackback(0) | Comments(0)
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