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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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海の声を聞け、山の声を聞け
ヒロシ「やた! ついに『スカラー波』があたったぞ!!」


マルぼん「おや、トレカかい」


ヒロシ「うん。今、微笑町の子供と、子供のまま成長した大人の間で、病的に流行していて、それを不服に思ったPTAによって焚書まがいのことまで行われたほど人気のトレカ『世界のカルト宗教』だよ! 『スカラー波』はレアの中のレア! 持っていたら崇めたてまつられるほどの逸品なんだ! 当てるのに、7万円かかったよ!」


マルぼん「ああ、馬鹿がまた1人、この地球上に生を受けた」


ヒロシ「よし! 愚民どもに自慢してこよう!!」


 意気揚々と飛び出していったヒロシですが、30分後、心身ともにズタボロになり、「なんだかとっても眠いんだ」とか言いながら帰宅してきました。


ヒロシ「『世界の宗教』、とっくの昔に廃れていたんだってさ。今の流行は『世界の寄生虫』だって。あはは、僕は見事にブームに乗り遅れた、愚かなピエロだったというワケさ。はははは。僕ってホント馬鹿っ」


 発作的に青酸カリを飲もうとしたヒロシを止めるマルぼん。


ヒロシ「流行に敏感になる機密道具を出しておくれよう!!」


マルぼん「よし、アレを使うことにしよう。今すぐ、部屋の窓に目張りをするんだ」


ヒロシ「え、う、うん。よし、できたよ」


マルぼん「はい、『流行の最練炭』。この練炭を、密閉した空間で使用する。無事生き残ると、この先流行することを確実に予測し、先取りすることができる。体が勝手に動くから、馬鹿でもできる!!」


ヒロシ「いま、生き残るだの言ってなかった!? う、く、苦しい!?」


マルぼん「生きるんだ!!」


 それからそれから。


ヒロシ「生きてる! 動いている! 僕の命は未来へと続いていく!!」



マルぼん「君はついにどんな流行も自動的に先取りしてしまう体質へと変化したのだ。おめでとう」


ヒロシ「はっ!? さっそく体がムズムスしてきた! この感覚……はじめて恋をした、あの日あの時のような、この切ない感覚…」


マルぼん「いままさに、これから流行しつつものを先取りしているんだ!!」


ヒロシ「きたきたきたー!! 人間はゴミだっ!! 死にさらせ! ぶはっ!!」


 ヒロシは吐血して倒れました。搬送先の背徳院病院。


背徳院医師「これは『暴言出血熱』ですね。発症した人は、暴言を吐いた後、血も吐いて死にます。本当に死にます。珍しい病気ですよ」


マルぼん「……珍しい病気なんですよね、『流行の最練炭』を使用したヒロシが発症したのは、単なる偶然なんですよね、ドクター?」 


背徳院医師「もちろんです。あと、あと、俺以外の医者、みんな医療ミスしろ!! 社会的地位を失え!! ぶはっ!!」


 背徳院医師は、暴言と血を吐いて倒れました。
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日記 | 17:43:21 | Trackback(0) | Comments(0)
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