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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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微笑町にてヒロシがナウマン象にいじめられる事案が発生
ヒロシ「うえーん、マルぼんー!!」


マルぼん「どうしたんだい、ヒロシくん」


ヒロシ「ナウマン象にいじめられたんだ! 空き地の裏に住んでいるおっさんの家に入ってしまったボールを取りにいけって…!!」


マルぼん「空地の裏のおっさんというと……銭湯への入店を断られたともっぱらの評判の、あのおっさん?」


ヒロシ「そのおっさん!」


マルぼん「『裸の少年がたくさん掲載されている雑誌をたくさん買い込んでいるともっぱらの評判の、あのおっさん?」


ヒロシ「そのおっさん!」


マルぼん「学校帰りの小学生にお菓子を配り歩き、警察に連れて行かれてた、あのおっさん?」


ヒロシ「そのおっさん!」


マルぼん「『夏のプール授業を地域住人に公開しろ』と学校に直談判して、教師と揉み合いになったらしい、あのおっさん?」


ヒロシ「そのおっさん!」


マルぼん「学校で配布された、『この人に近づいてはいけません』という注意を促すプリントに、顔写真が掲載されていたあのおっさん?」


ヒロシ「そのおっさん!」


マルぼん「日頃は怪しまれないように、地域の夜回りなんかにも積極的に参加してカモフラージュをしようとするも、その欲望が隠し切れていない、あのおっさん?」


ヒロシ「そのおっさん!」


 おっさんとヒロシの間の出来事は聞くぜ涙語るぜ涙なんで、省略。


ヒロシ「死なせたい。僕、ナウマン象を死なせたい!!」


マルぼん「殺すか」


 機密道具とか使うより、もうストレートにやったほうがいいと最近気づいた、お利口さんのマルぼんなのでした。


ヒロシ「いや、ただ死なせるのは嫌だ。僕がいままであいつのせいで味わった痛みを、あいつにも味合わせてやらねば…」


 というわけで、いつもの機密道具だよりです。


マルぼん「ヒロシ、この毛を植毛するんだ」


ヒロシ「なに、このちぢれた毛」


マルぼん「夕べ忍び込んできて回収した、ナウマン象ヘアーだ」


ヒロシ「なんでそんなものを植毛しろと?」


マルぼん「こいつには『痛みわ毛キット』を使っている」


ヒロシ「『痛みわ毛キット』?」


マルぼん「使ってみれば効果はわかるさ。よし。植毛は完了したね。こいつを見てくれ」


ヒロシ「このモニターに映っているの、ナウマン象の部屋じゃないか」


マルぼん「事情があって、マルぼんは全ての知り合いの家に盗撮用カメラを多数仕掛けているんだ。そのひとつの映像」


ヒロシ「あ、ナウマン象のやつ、なんか書いている。なになに。『ヒロシのいじめ方100選』? キモッ!」


マルぼん「じゃあ、ヒロシくんを殴るよ。この鈍器のようなもので」


ヒロシ「はい?」


 ドカッ。


ヒロシ「あ、ああうあ。頭から血が! 死ぬよ、僕死ぬよ!」


マルぼん「モニターを見てみろ」


ヒロシ「ナウマン象も、頭から血を流して苦しんでいる!?」


マルぼん「『痛みわ毛キット』を使った毛を植毛した人が痛みを感じると、その毛の元々の生え主も同じ痛みを感じるんだ。つまり、痛みを共有することになる。ヒロシくんが頭を負傷したから、生え主であるナウマン象も負傷したというわけ」


ヒロシ「これはすごいや。おし。もっともっと僕を殴ってくれ! さらなる苦しみをナウマン象に!」


マルぼん「おうよ!」


ヒロシ「さぁ、僕を殴って! 蹴って! 殺して!!」


マルぼん「あはははははっ」


 この夜、マルぼんからストレスが消えました。


 翌日、登校途中にヒロシはナウマン象と出会いました。一晩の暴力の果て、ナウマン象はボロボロだったのですが、その目は死んでおらず、まるで獣のようでした。


ナウマン象「ヒロシ、新しい自殺スポットを見つけたからテストさせろ!」


 ヒロシを見るなりいじめに走るナウマン象。しかし、その拳がヒロシの鼻にまともに入った途端……


ナウマン象「ぶぼっ」


 ヒロシと同じタイミングで鼻血を吹きだすナウマン象。


ナウマン象「これ、これは…!?」


ヒロシ「うふふ」


 鼻血を流しつつほくそ笑むヒロシ。ヒロシ「機密道具『痛みわ毛』の効果で(中略)つまり、僕を殴れば君自身も傷つくぞ!」


ナウマン象「な、なに」


そう言いながらヒロシを殴るナウマン象。ヒロシはまたも吹っ飛びましたが、ナウマン象も吹っ飛びました。


ナウマン象「おおう」


ヒロシ「げふっ。み、みたか!」


 またもヒロシに襲いかかるナウマン象。ふっとぶヒロシとナウマン象。殴る。飛ぶ。殴る。飛ぶ。そのうちナウマン象はヒロシに馬乗りになって、己も血だらけになりながら、ヒロシを殴り続けていました


ヒロシ「な、傷づくのがこわく…な…ぶぼっ」


ナウマン象「あ♪ う♪ おお♪」


 痛みに苦しむナウマン象の声に、微妙に喜びが混じっているをマルぼんは聞き逃しませんでした。まちがいなく、ナウマン象は痛みを感じながら喜んでいます。


ナウマン象「俺、サドなんだ。その上、マゾなんだ。ああ♪」


 ヒロシを殴りながら、痛みを楽しみまくるナウマン象は、本当に幸せそうでした。いつの日か、世界中の人がナウマン象のように幸せになることを、マルぼんは祈っています。
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日記 | 18:00:25 | Trackback(0) | Comments(0)
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