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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「明日を掴め、勝利も掴め」の巻
 今度のパパさんは料理が大好きな人です。今日も「わが子同然に可愛がろう。できるだけ」
と思っているヒロシのために、おいしいカレーを製造してくれています。


 グツグツグツグツ。台所でカレーを煮ている鍋が、溶岩地獄の如く、いやな感じの音をたてています。見るからに熱そうです。アメリカでは、こんな温度のカレーをだしたお店は日本円で25億円くらいのお金を要求される裁判を起こされるでしょう。


パパさん「ヒロシくん、その鍋をこちらに持ってきてくれないか」


ヒロシ「ええ?! こんな見るからに熱そうな鍋を!? さっきこの部屋に迷い込んできた鳥が、鍋に近づいただけで死んでしまったよ!?」


パパさん「父と子のコミュニケーションだ。さぁ、持ってくるんだ。持ってこないなら、真冬の夜にパンツだけでベランダに放り出すよ、しつけの一環として」


 ああ、こういう形でしか息子と触れ合い事のできない男の哀しさよ。切なさよ。


ヒロシ「マ、マルぼんー!」


マルぼん「『なんでも掴めるグローブ』。こいつを手につければ、なんでも掴めるようになる。どんなに熱いものでも、冷たいものでも、煙とか気体なども掴むことができるんだ」


 ヒロシは『なんでも掴めるグローブ』をつけて、簡単にカレーの鍋を運びました。新しいパパさんはうれし泣きをはじめました。パパさんのよそってくれたカレーは、少し涙の味がしました。


ヒロシ「そんなわけでこのグローブのおかげで大助かりだよ」


ルナちゃん「すごいわぁ」


ナウマン象「ホントになんでも掴めるのかよ」


マルぼん「掴めるよ、たとえば、あの空に浮かんでいる雲。あれだって掴むことができる」


金歯「マジでおじゃるか?」


マルぼん「マジだよ。まぁ、見てな」


 マルぼんは、『雲寄せ棒』という機密道具をだしました。この棒を振ると、一番近くに浮かんでいる雲が、形を崩すことなく、、まるでそういう固体であるかのように、近づいてきます。マルぼんは『雲寄せ棒』を振り、雲を近くに寄せてきました。


マルぼん「さぁ、触ってごらんなさい」


『なんでも掴めるグローブ』をつけた一同は、雲を掴みます。水滴やら氷の粒の集まりで、掴みどころのないハズの雲が、いとも簡単にヒロシたちに掴まれました。


ナウマン象「本当に掴めたぞ! すげえや!」


ヒロシ「もしかしたら、このまま雲に掴まって空中遊泳とかできるんじゃない?!」


マルぼん「いいね、いいね。やってみよう」


 マルぼんは『雲寄せ棒』を逆さにして振りました。『雲寄せ棒』は逆さまにして振ると、呼び寄せた雲を元の位置に戻すことができるのです。


 雲は、ヒロシたちに掴まれたまま、空へと飛んでいきました。


一同「うわー。空中遊泳だー」


マルぼん「しばしの空の旅行、楽しんでおいで」


一同「やっほーい!!」


 空に戻った雲はヒロシたちをくっつけたまま、風に流されていきました。そういえば、台風が近づいていたんだっけ。


 1週間後。


警察官「例の消えた子供たち、まだ見つからないのか?」


警察官2「いったいぜんたい、どこへ行ってしまったんですかね。目撃情報もないし…」


警察官「よりにもよって、一度に4人も行方不明になるなんてなぁ。情報もないし、探しようがない。どこからどうやって捜査すりゃいいのかわからん。ほんと、雲を掴むような話だな」
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日記 | 10:07:15 | Trackback(0) | Comments(0)
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