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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「絵画に命をかけたあるガキ大将の生涯」の巻
 あってないような設定なんですけど、ナウマン象の趣味は絵画です。その出来は散々たるもので気の弱い人が見たら発狂し、下手したら自然の摂理を無視して塩の柱と化すほど酷いのですが、ナウマン象本人は「俺の絵は芸術」と思い込んでいて、たびたび個展を開催し、皆を困らせています。いつか絵が評価され、有名になる日を夢見て、ナウマン象は今日も筆をとるのです。


ナウマン象「絵の具がない時は、己が血を代わり使う。それほどの情熱を持って絵を描いているってのに、一向に評価される気配がないぜ、俺! 有名になりてえ!」


マルぼん「ここに『なんでかわかんねえけどとにかくすぐに有名になれる薬』があるんだけど、5万円でいかがかな」


ナウマン象「薬物の力で有名になりたかねえな、俺は。死ぬまで、有名になるまで絵を描き続けてやる。そのための努力はおしまないぜ。あ、でも」


 『死んだ後も評価されず、無名のままってのは哀しいナ……』と、ナウマン象は続けました。全国のガキ大将萌えという性癖の持ち主が、思わずキュン♪となりそうな、せつない顔で。


マルぼん「ふむ。死後は努力できないものな。よし、そのお悩みを解決できる機密道具をあげよう」


『ゴッホウゴッホハッピーエンドガム』。このガムを噛んだ人が有名にならないままこの世を去った場合、死後数週間たつと、生前の行いか功績かなんかが急に評価され有名になるのです。


ナウマン象「うわー、そいつがあれば志半ばで散っても安心だぜ。ありがてー」


マルぼん「あ、ごめん。『ゴッホウゴッホハッピーエンドガム』、今持ってないや。現在は生産中止になっているハズだし、もうあげられないや」


ナウマン象「なんてぬか喜び!」


ヒロシ「マルぼん、『この間、学校の裏山へ嫁とピクニックに行った際、ゴッホウゴッホハッピーエンドガムを忘れてきたよー』とか言ってなかったかい」


マルぼん「そういえば」


ナウマン象「なるほど! 学校の裏山に行けば『ゴッホウゴッホハッピーエンドガム』があるんだな、取りに行って来る!」


ヒロシ「待つんだ、ナウマン象。学校の裏山は、夏でも雪が解けず、毎年何人もの行方不明者をだしている、いわば現在の魔界だ。この前も、熟年の夫婦が遭難して、悲しい結果に終わった。危険だよ。デンジャラスだよ」


ナウマン象「危険だかなんだか知らないが、俺は大丈夫だ! 遭難したら、自分のほとばしりを飲んででも生き延びてやらあ! じゃあな!」


 去っていくナウマン象。数分後、ヒロシの携帯電話に送られてきた『今から学校の裏山に登る』というメールを最後に、彼の消息は途絶えました。捜索隊が山頂で、木の枝等を並べて作った「SOS」の文字や、「たーすーけーてーくーれーえーすーおーえーす」と吹き込まれたテープなどを発見しましたが、消息にはつながりませんでした。南無阿弥陀仏。


 それから数日後。マルぼんが気晴らしに、未来の世界に戻っていた時のこと。


尺八王子ぽちょむキン「あ、先輩じゃないですか」


マルぼん「そういうキミは、大学時代に所属していた『逆転の発想! コレステロールで血液サラサラ研究会』の後輩、尺八王子ぽちょむキンくんじゃないか」


尺八王子ぽちょむキン「先輩、今から僕、そこの博物館で公開されている『アイスマン』を観にいくんですがよければ一緒にどうですか」


マルぼん「アイスマン?」


尺八王子ぽちょむキン「夏でも雪がとけないことで有名な山でつい最近発見された、21世紀初頭くらいのガキ大将のものと推測される遺体なんです。雪の中にあったためかほとんど腐敗しておらず、まるで死にたてホヤホヤ! 
それで世界的に一気に有名になって、めっちゃ話題になってるんですよ、今。その『アイスマン』がそこの博物館で特別に公開されているんです。行きませんか?」


マルぼん「たぶん、おもいっきり知り合いだと思うからいいや」
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日記 | 17:11:12 | Trackback(0) | Comments(0)
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