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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「健康道楽」の巻
金歯「先生、正直に言ってほしいでおじゃる。朕は…朕は病気なんでおじゃろう?」


主治医「いえ、坊ちゃまは嘘みたいに健康ですよ。もんのすごい医師団が、毎日のように精密検査をしているので、病気になりようがありませんですよ」


金歯「でも、体重が昨日より、少し減っているのでおじゃる!! これはもう、すんごい病気としか考えられないでおじゃる!!」


主治医「大丈夫ですから」


金歯「親衛隊!」


親衛隊「はっ!!」


金歯「先生を、いや、この藪医者オブザイヤーを収容所へ!!」


親衛隊「ははっ!! さぁ、日の光にさえもお目にかかれない強制収容所へ行きましょう!!」


主治医「ええー!?」


金歯「ぶつぶつ…朕は健康にならなきゃいけないでおじゃる…もっと健康に…健康に……!!」




マルぼん「というわけで、健康になる機密道具をだして欲しいの?」


金歯「(金がつまったアタッシュケースを見せつつ)うむ。朕はどんどん健康になりたいでおじゃる。健康のために死ぬ覚悟でおじゃる!!」


マルぼん「(だされた金を受け取り、金額を確かめつつ)その心意気や良し! ようがす。健康になる機密道具を出しましょう!!」


金歯「やっほうでおじゃるー!!」


マルぼん「未来ドクター『メディカルエックス』!! 未来の世界脅威の医学で、体の隅々まで検診し、悪いところを自動的に治してくれる夢の医療器具!!」


金歯「おおっ!! これで朕を検診して!! 検診してくれでおじゃる!!」


マルぼん「では、さっそく……。って!!」


金歯「どうでおじゃる!?」


マルぼん(こいつ…嘘みたいに健康だ。悪いところなんてカケラもありゃしねえ…でも、これをそのまま伝えたら…)


 部屋の隅には、金歯の親衛隊が無表情で立っています。金歯の望む答えを言わなければ、マルぼんは収容所送りとなり、固いパンと泥のようなスープを糧に、穴を10メートル掘ってはすぐに埋め、夜になれば金山での発掘作業を強いられるという悪夢の生活が待っています。


 金歯の望む答え。金歯は自分が病気だと思っているのだから……マルぼんは、秘密の液体が入った注射器を取り出しました。



 数日後。


ヒロシ「今日は金歯の見舞いに行ってきたよ。ガリガリに痩せていてさ、見てられなかったよ。お医者さんも打つ手がないみたい」


マルぼん「そう」


ヒロシ「でも、金歯嬉しそうだったよ。『今、どんどん健康になっているでおじゃる。自分でもわかる』とか言っていた。そりゃ、体調不良の最底辺の状態でこれ以上悪くなりようがないし、薬なりなんなりを投与すりゃ多少なりとも健康になるんだけどさ」


マルぼん「そう」


ヒロシ「どうしたの?」


マルぼん「そう」


ヒロシ「????」

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日記 | 09:55:10 | Trackback(0) | Comments(0)
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