■プロフィール

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

■最近の記事
■最近のコメント

■最近のトラックバック

■月別アーカイブ
■カテゴリー
■FC2カウンター

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
「この現実からの逃亡」の巻
「嫌いなものを答えてみろよ」と言われれば、「現実」と即答するのがヒロシという人間なのです。


ヒロシ「だから僕らは、現実からエクソダスすることを決意したんだ!」


マルぼん「誰もが夢見ても口に出さない事を、よくもまぁ、平然と口にできるね」


ナウマン象「実は」


金歯「朕たちも」


ルナちゃん「現実に嫌気がさしたのよう!」


ヒロシ「こんなにアンチ現実の仲間が集ったんだ。協力してくれるよね。僕を現実という名の檻から脱出させてくれる機密道具、出してくれるよね」


マルぼん「そうさなぁ、こいつなんていかがだろう。『ブックパスポート』。こいつを身につけていたら、本の中に入る事ができる。さらには、本の内容をまるで現実のように体験することができるんだ。まぁ、時間はたったの3時間だけど、軽い現実逃避ならできるだろう」


ヒロシ「それはすごいや。幸いみんな、自分の好きな本を持ってきている。さっそく『ブックパスポート』を
使って、本の中に入ってみよう」


 ナウマン象たちは『ブックパスポート』を身につけると、持参した本の中に入っていきました。


マルぼん「おうおう。みんなが入った本から、歓喜の声があがってくるぞ」


ルナちゃん「私、わかったよ。真にピュアなる力は、欲望にまみれた世界を浄化し、黄金の法律に守られし清浄なる銀の世界がはじまるんだ。黄金の世紀がはじまるんだ。さぁ、いこう! 聖なる言葉エテカントーレ!」


マルぼん「ルナちゃんの本は、ギュルペペ教教祖の著書『聖なる風~黄金の谷への永久なる旅路~』か」


金歯「ああん! グレアム・ヤングさま! 朕を毒殺してえ! ああ、あちらにはエドワード・ゲインさま! ああん! 朕の皮を剥いでえ!」


ナウマン象「おやかたさまぁ! 今夜は俺が、今夜は俺が高坂弾正です! ああ、ああ! 夜の甲陽軍艦ー!!」


マルぼん「ナウマン象は『衆道の戦国史』かー。そういやヒロシはどうだろう」


 ヒロシが入っている本は、3年前くらいに買ってきて以来、ブックカバーをつけたまま放置していたもの。本人もなんの本か思い出せないものです。確認の意味も込めてこの本に入ったのですが……


ヒロシ「たすけて!」


マルぼん「ヒロシ?」


ヒロシ「た、たすけ、たすけたす、たす! 無だ、全て、無だ! 白い。白い! 白が迫ってくる! 無が迫ってくる! 無! 白! 無! 白! 無! 白!あひゃひゃひゃ! この世は全て、無さー!」


マルぼん「ヒロシが発狂した!」


 マルぼんは、ヒロシが入った本を確認してみました。『マイブック』というタイトルのその本には、『日記にしてよし、メモにしてよし、絵を描いてよし、小説を書いてよし、何をするのもあなた次第。最初は400ページ白紙オンリーのこの本ですが、しばらくすれば、かけがえのないあなただけの本になる!』という煽り文が書かれた帯がついていました。中身は当然、白紙でした。


 マルぼんは、どんな本にも入ることができる『ブックパスポート』の効果は絶大だと思いました。

スポンサーサイト


日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。