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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「やつは惚れたぜルナちゃん一途」の巻
 今をさかのぼること、約一か月前。


ヒロシ「遅くなりましたが、ルナちゃん、これをどーぞ」


ルナちゃん「なにこれ」


ヒロシ「プレゼントだよ。ほら、今日はホワイトデーだろ、僕ってば本当にオロカモノで、バレンタインにルナちゃんからチョコレートをもらったことをすっかり忘れていてさ、そのお返しのキャンディーだよ」


ルナちゃん「あの、私、バレンタインデーにヒロシさんにチョコレートを渡した記憶、カケラもないんだけど」


ヒロシ「いや、たしかにもらったよ。美味しかったよ、愛情が詰まっていましたよー。僕のキャンディーにも愛情がたっぷり詰まっているから安心してね」


ルナちゃん「私、キャンディーいらないわ」


ヒロシ「受け取ってよ、そうじゃないと、バレンタインに手作りチョコまでいただいた僕の気がすまない!」


ルナちゃん「だから、そんな歴史的事実はないから」


ヒロシ「あったよ! 古事記にも、日本書紀にも記されている! だから、受け取れ! ホワイトデーのプレゼントを受け取れええええええ! 受け取れよぉぉぉぉぉぉ!」


ルナちゃん「きゃーだれかぁ!」


ヒロシ「さぁ、食せ、いますぐ食せ! 僕のキャンディーを食せ! さすれば、チョコレートをもらったという妄想も事実となる! 歴 史 的 事 実 と な る !」


ルナちゃん「もがもがもが……」


 ルナちゃんの口に大量のキャンディーを放り込んでいるところを警察官に見つかったヒロシはその場で取り押さえられました……そして時は流れて、今日。


ヒロシ「妄想(ゆめ)は所詮、妄想(ゆめ)のままで終わる運命なんだね。なんとか、『ルナちゃんにチョコレートをもらった。バレンタインに!』という妄想(ゆめ)を現実にしたかったのだけれども、無理だったよ。せつないなぁ」



マルぼん「大沼さん、あのですね、大沼さん。いいですか、妄想と夢は異なるものですよ? ドゥユーアンダスターン?」



ヒロシ「この恋は、妄想(ゆめ)で終わらせたくないよ。なんとかできないかな、マルぼん」


マルぼん「ここの未来の世界のほれ薬がある。これを飲んだ人は、最初に見たものに惹かれていってしまうんだ。これをルナちゃんに飲ませよう」


ヒロシ「ようし」


 ヒロシはさっそくルナちゃんのところへ向かい、「飲むと綺麗になるクスリだよ」「血もきれいになるよ」「ひとつもふたつも上のランクの人間になれるよ」と、ほれ薬を飲ませようとしたのですが


ルナちゃん「それならお前が飲んでみろ」


 ホワイトデーの一件で相当怒り心頭だったルナちゃんは、喜んで飲むどころか、ほれ薬を奪い取り、ヒロシに無理やり飲ませてしまいました。


ヒロシ「ひょえー! やばいやばいよ! 変なものでも見てしまったら、どうしよう!」



 パニックになるヒロシの目の前をトラックが通りかかりました。ヒロシ、顔を上気させて「ンマー! 男らしいトラック!」と、車道に、トラックの前に、飛び出しました。


 キキーッ!


 ブレーキが間に合うはずもなく、ヒロシはトラックにひかれてしまいました。


 しかしその死に顔には、満面の笑みが浮かんでいました。トラックにひかれたのです。さぞ満足だったことでしょう。マルぼんは、ヒロシが身も心もトラックにひかれるようにしてしまったほれ薬の効果は絶大だと思いました。

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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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