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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「あなたに抱かれて私は腸になる」の巻
金歯「どいたどいたでおじゃるー」


ヒロシ「ゲゲー!? 金歯がスポーツカー乗り回しているー! そして僕をはねたー! ンギャー!」


金歯「すまんすまん」


ヒロシ「ぼ、僕の両足があらぬ方向に曲がっている! あ、そこのおまわりさん、金歯を逮捕して!」


おまわりさん「金歯様はなにもしていないから逮捕とか無理。これ、警官の鉄則」


ヒロシ「そ、そこのお医者さん、どうか治療を」


お医者さん「金歯様はなにもしていない=なにもおこっていない。つまり怪我人など存在していない。治療とか無理。これ、医師の鉄則」


ヒロシ「そこの正義の弁護士さん…」


弁護士「加害者も被害者も存在しないから、無理。これ、弁護士の鉄則」


ヒロシ「必要以上に弱者にやさしい団体職員の人…」


団体職員「あなたは弱者にみえないから……これ、プロ市民の鉄則」


ヒロシ「世界平和のためなら戦争もテロも辞さない団体の人……これ、心から平和を愛する者の鉄則」


 薄れていく意識の中、この連中が金歯に抱きこまれていることをヒロシは理解しました。


ヒロシ(僕も…僕もいろんな人を抱きこんでやる…そ、そんな機密道具を機密道具をー…)


 ヒロシ、死去。


 そして、ヒロシ復活。

ヒロシ「というわけで、どんなヤツでも抱きこめる機密道具だして」


マルぼん「たまには自分の力で立ち向かえや」


ヒロシ「そんな勇気があったら、人生はテーマーパークだよ。夢と魔法の王国だよ」


ママさん「ヒロシ、金歯様から『ひき逃げの濡れ衣を着せられて超不快』という苦情が寄せられたわ。あなたは勘当。私とは一切関係ないから。さぁ、出ておいき」


ヒロシ「お腹を痛めて、僕を生んでくれた人でさえこれよ?」


マルぼん「わかったよ。はい『抱き込みごはん』。このごはんを食べた人は、ごはんを炊いた人に抱きこまれ、どんなことでも協力してくれるようになる」


ヒロシ「へえ。さっそくママに使ってみよう」


ママさん「モグモグ。うっ」


ヒロシ「どうだ!?」 


ママさん「ヒロシサンノイウトオリデス。ヒロシサンノイウトオリデス。ヒロシサンノイウトオリデス」


マルぼん「まるで感情こもっていない声と、目の輝きのなさ! 抱き込み成功だ。やったね」


ヒロシ「というわけで『抱き込みごはん』でおにぎりをなにかの間違いのように作ったぞ。こいつ道行くあの人この人に配布して、一億総僕の奴隷!」


マルぼん「さっそく配布してみよう。そこのおじいさん、おにぎりいらねえ?」


じいさん「いらーぬ」


ヒロシ「そこのお嬢さんは」


お嬢さん「いらーぬ」


ヒロシ「くっ。飽食の申し子である日本人は、どこの馬の骨ともわからぬ者の作りしおにぎりなど食さないか! 世界には食べたくても食べれない人がいないってのに、まったく腐った国だぜ!」


マルぼん「大丈夫。おにぎりを食べてくれる人たちがいる場所をしっているから。よし、行こう」


ヒロシ「どこへ?」


マルぼん「公園と橋の下。あ、トン汁を作る準備もしておいてよ」




 そして。


橋の下の人「ヒロシ様ノオッシャルトオリデス」


公園の人「ヒロシ様ノオッシャルトオリデス」


ヒロシ「やた! 公園の人たちと橋の下の人たちを抱きこむことに成功したよ」


マルぼん「で、これからどうするの」


ヒロシ「え」


マルぼん「抱きこむこと自体が目的ではなくて、色々目的があったんだろ。話してみてよ」


ヒロシ「そ、そうだな。よし。金歯に復讐しよう」


マルぼん「具体的にどんな?」


ヒロシ「えっと。抱き込んだ方々と一緒に、金歯の家の庭にテントを構えて永住してみたり、金歯の家の空きカンをパクって売ってぼろもうけしてみたり、ゲーム感覚で襲ってきた高校生をみんなで返り討ちにしてみたり。あ、金歯の家の茂みの中から遺体で発見されてみたり」


マルぼん「つまんね」


ヒロシ「く。よ、よし。もっと抱き込んだ人を増やそう。マルぼん、パスポートなくても好きな国へ行ける機密道具だして」


マルぼん「え。日本の公園や端の下をめぐるんじゃないの。いったいどこの国さ」 


ヒロシ「北のほうだよ、北のほう。米ほしがってるし」




 そんなわけで、ヒロシ、北へ。

国民「ヒロシ様、マンセー!」


最高権力者「みたまえ。マスゲームで君たちの顔を表現してくれているぞ」


 ふたつあるうちの北の方へ乗り込み、援助物資として『抱き込みごはん』を配りまくったヒロシたち。作戦は恐ろしいほどうまくいき、大多数の国民を抱きこむのに成功したばかりか、最高権力者の覚えもめでたくなって、屋敷に招待までされることになったのでした。


最高権力者「わが国民たちを飢えから開放してくれて感謝する。さあ、今日はわが屋敷で好きなだけ楽しんでくれたまえ。君たちは友だ」


ヒロシ「テレビでは色々言っているけど、なんだいい人じゃん」


マルぼん「そだね。人はみかけにナントヤラだ」


最高権力者「ところでマルぼんくんは不思議な道具をワンサカ持っているとか」


マルぼん「ヤマほど持っていますよー」


最高権力者「隣の国の領海を見つからずに探索できる道具は?」


マルぼん「ありますよー」


最高権力者「隣の国の領土にある石油が眠っているかもしれない島を、いつのまにか自国の領土にできる道具は?」


マルぼん「ありますよー」


最高権力者「作ってみたものの発射する力のない核ミサイルをいつでも発射できるようになる機密道具は?」


マルぼん「ありますよー」


最高権力者「よかったら貸してくんない?」


マルぼん「友達じゃないですかー。いいですよー」


 マルぼんがすっかり最高権力者さんに抱きこまれているということに僕が気づいたのは、色々手遅れになったあとでした。



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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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