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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「さようならおじいさん」の巻
ヒロシ「ねえマルぼん。『学校のプールの水をすべて硫酸にかえた』と『今日、なんかあるかもね。できれば集団下校したほうがいいと思いまあす』だったら、どっちの脅迫文のほうが学校を休校に追い込めるかな」


マルぼん「前者」


ヒロシ「ありがとう。実はね…」


マルぼん「聞きたくないでっす」


ヒロシ「試験があるんだけどそれがこの世の終わりみたいな結果でさ、担任の井戸仙人(あだ名)に呼び出されているんだ。井戸仙人は毒舌でさ、平気で生徒に暴言をはくんだ。大脳なんて怒られ後、髪が全部真っ白になって、今は空気のいい場所にある施設にいるんだ」


マルぼん「それならこれを飲んでみなよ。この薬」


一時間後


ヒロシ「あれ? 僕ってばなにを。あ! 脅迫文が完成している!」


マルぼん「これは『オートマチックG錠』。飲んだら、意識とは別のところで体が働くようになる。ようするに、意識を失っているうちに体が勝手に動き、用事を片付けてくれるんだ。ちなみに効果はひと粒一時間」


ヒロシ「そいつを飲んで井戸仙人の説教を乗りきるんだね。そいつは妙案……う。な、なんか吐き気が」


マルぼん「『オートマチックG錠』を飲むと、オートだけに、嘔吐が同じ時間だけ続くんだ」 


ヒロシ「ンゲー!?」







ルナちゃん「ヒロシさん、井戸仙人が呼んでいたわよ。『光の速さでこないと、通知簿の評価をすべて下げる』とか言ってたし」


ヒロシ「いよいよ説教が始まるんだ」


ルナちゃん「ヒロシさん、心療内科の予約は済んだ?」


ヒロシ「ノイローゼ決定事項ですか。そうですか」


そして。


井戸仙人「やっときたか。蛆虫。遅いんだよ、カスが。ま、貴様の蜻蛉の生涯より短い足じゃ仕方がないか」


ヒロシ(いきなりですか。よし、『オートマチックG錠』を服用しよう。とりあえず二錠。ンググ)


二時間後


ヒロシ「ン…。もう2時間か。さて、説教はもう終わっているかな。って、ああー!?」


 井戸仙人は、頭から血を流し、仰向けになって死んでいました。そして僕の手には、血のついた鈍器のようなものが。まるで鈍器のようなものが。意識のないうちに、体のやろう、井戸仙人の命を奪っていたのであります。


 とりあえず、ヒロシは嘔吐しました。




ナウマン象「ああつ。ヒロシが井戸仙人を…井戸仙人の命を! 命を!」


ヒロシ「ちがう。ちがうんだ。話を聞いて!」


ナウマン象「なんだよ。じゃあ話してみろよ」


ヒロシ「えっと。これは、これは…」


ナウマン象「しどろもどろだな。やっぱりおまえが井戸仙人を」


ヒロシ「ええい、ままよ!」


 己の力では弁解できないと思ったヒロシは『オートマチックG錠』を二錠飲みました。意識がないほうがいい感じの弁解ができると思ったからです。で、二時間後。意識を取り戻すと、ナウマン象は血の海で永久の眠りについておられました。


ヒロシ「僕ってば、拳で弁解しちゃってた! オゲー(嘔吐)」


金歯「ああっ。ヒロシが井戸仙人とナウマン象を… 井戸仙人とナウマン象の命を! 命を!」 


ヒロシ「ちがう。ちがうんだ。話を聞いて!」


金歯「なんでおじゃるよ。じゃあ話してみるでおじゃる」


 てんぱったヒロシは、またもや『オートマチックG錠』を服用。
そんなことの繰り返しで、ヒロシは多くの貴重な人命を奪いまくってしまったのでした。






 国家権力につかまったヒロシは、裁判を受けることになりました。裁判所には、マスコミやナウマン象の遺影を持った家族なんかが詰め掛けていました。


聴衆「しけい! しけい!」


聴衆「きょっけい! きょっけい!」>
遺族「うちの人を! ナウマン象をかえして!」


裁判長「はい。死刑決定~! 一応弁明はどうぞ~」


ヒロシ「僕は無敵の未成年。それも小学生という立場ですから、無罪放免を! あ、精神鑑定求! 精神鑑定!」


裁判長「時節柄ギロはマズいんで、電気椅子持ってきて」


ヒロシ「え、この場で執行!? 仕方がない、アレを!」


 僕は『オートマチックG錠』を飲みました。すべてをこれにかけるしかありません。で、目を覚ますと。
 

裁判長「すんばらしい弁明! ヒロシ…いやヒロシ様無罪! 超無罪!」

聴衆「ヒロシ様最高!」


遺族「(遺影を叩き割って)ナウマン象も喜んでます!」


裁判長「ヒロシをこの国の王に決定!」


ヒロシ「う。(嘔吐)」


聴衆「ヒロシさまが嘔吐された! 聖なる嘔吐物だっ!


聴衆「キャー(うれしさで卒倒)」









おじいさん「う。オゲゲー…」


少年「おじいちゃん大丈夫? 気持ち悪いの?」


おじいさん「大丈夫さ。『オートマチックG錠』を飲んだから嘔吐しただけで。って、おじいさん? というか君は誰?」


少年「なにいってるのさ。孫のヒロキだよ」


おじいさん「孫…?」


娘「ヒロキ。おじいさんは疲れているの。そっとしておいて」


おじいさん「あなたは?」


娘「なにをいってるの、お父さん。娘のヒロコよ」


おじいさん「孫だとか娘だとか、僕は光輝く小学生ですよ?」


娘「父さんも年だからね」


少年「おじいちゃん壊れちゃった!」


娘「おとうさん、アルバムでも見て昔を思い出しましょう。
ほら、かあさんとの結婚式の写真」


 この岩みたいな女だれよ。


少年「おじいちゃん、運動会、楽しかったね」


 あまりに使いすぎたため、『オートマチックG錠』の免疫ができてしまったヒロシ。マルぼんに頼んで新タイプの『オートマチックG錠』を頼み、それを服用したところが、最後に残っている記憶です。どうも新タイプはひと粒でン十年くらいの効果があった模様。


 とりあえずヒロシは、人生を損しました。たぶん、50年くらい。
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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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