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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「なんだかんだ言われるけれど、『トンカツ慕情』とかいい話もあるし、『美味しんぼ』は嫌いになれない。だが、『五年目のパスタ』の信! テメーはだめだっ!!」の巻
 ヒロシたち微笑小学校の少年少女。今日は調理実習の一環として、公園で生活するアウトドア主義者の皆さんへ炊き出しすることになりました。


 ヒロシの所属するブラックファング班は豚汁を作ったんですけど、せっかく作った豚汁を「このような物、豚の餌にもならぬ!」とドブに捨てた失礼極まりないじいさんがいたんです。


 じいさんは僕たちにしつこく付きまとい、「豚も食べない物を生み出す悪魔の子供らめ!」「貴様らのお母さんは、みんなワシの愛人だった! マジやよ! 嘘じゃないよ!? 今、わしのこと笑ったな!? どどどどどど童貞ちゃうわ!」」「晩飯はまだですか?」「おばあさん(故人。非実在)はどこですか?」「あなたはだれですか?(答・息子)」などと言ってきたので、「豚が豚汁を食ったら共食いですねー!」となんとなく小突いてみたら、そのじいさん、なんと代議士や政財界の大物も利用する高級料亭『泣いて美食を斬る』のオーナーだったのです!


 怒り狂ったじいさんは、その権力を駆使してヒロシたちをペットのハゲタカの生餌にしようと学校側に圧力をかけ、大ピンチに陥りました。


 じいさんに面識のあった金歯のとりなし(有料)で、とりあえず「いますぐ餌」ということはなくなったんですけど、「一週間以内に超美味い料理を差し出せ!できなきゃ体を紐でしばって砂漠に放置」ということになってしまったんです。


 マルぼんは「塩と砂糖の区別もつかない」「米を洗剤であらう」「夕食の買い物へ行ったと思ったら、引き取り手のない死体を引き取ってきた(深読み禁止)」など、今時ギャルゲーのヒロインにもないような料理オンチという設定があるので、
頼りになりそうにありません。


 なんとか超美味な料理をつくらなければならないということで、今日は学校を普通にサボり、いつものメンバーで集まって作戦会議です。


 料理の話と聞いたマルぼんが「名士が訪ねてきたので、女房を殺してその肉を調理して出した男の美談」とか「飢饉になったので村の誰かを殺してみんなで食う事になり、あるおばあさんがクジに当たって食べられることになったものの、不憫におもった嫁が自分が身代わりになった美談」など、なぜか中国のカニバリズムにまつわる話を嬉々とした表情で語りだしたりして、かなり邪魔だったのですが、なんとか会議は進みました。


 その結果、「山で遭難し、五日間飲まず喰わずの男が救助されたが、救出直後は何も食べることができず、なんとか食べることができたのが暖かいスープで、そのスープが絶品だった」という話を参考にし、スープ料理を作ることになったのです。というわけで、材料集めスタート!


マルぼん「山で遭難したといえば、昔、飛行機事故で生き残った人たちが死んだ人たちの……」


 材料集めスタート!!


 スープを作ることになったヒロシたちは、みんなで手分けして材料集めを開始しました。


 作るスープは『ガラハド・アイスソード』という名前のもので、「断食修行中の坊主もその匂いを嗅いだら辛抱できず、高い壁を飛び越えてまでやってきた挙句、作っている人を殺して奪い取るまでして貪り食い、有罪確定服役後も、もう一度スープを味わいたいばかりに仲間を煽って刑務所から脱獄(鉄格子に味噌汁を吹きかけてサビさせる)し、軍隊まで出動する大騒動を引き起こした挙句射殺され、最後は自称市民団体が『税金の無駄遣い。政府は謝罪しろ! 首相は靖国参拝するな!』と騒ぎ出してデモ行進をした挙句、国を相手取って未払い賃金計三千万円の支払いを求める裁判をおこすほど美味い」という逸話が残っている素晴らしいもので、当然のように材料も金と黒いコネクションを利用しなければ集まらないものばかりなのですが、ヒロシたちはまる一日をかけ、全てそろえることに成功したのです。


 残念ながら材料を集める過程で起きた某自然保護団体との壮絶な銃撃戦で、ブラックファング班のメンバーの半分が死亡・重傷・消息不明になってしまいましたが、彼らの犠牲を意味のあるものにするためにも、なんとしても『ガラハド・アイスソード』を完成させねばなりません。完成させたあと、班のなかでは一番の親友だったブライアンの遺骨を、彼の故郷であるマサチューセッツに届けなければなりません。勇敢だったブライアンの最期の言葉を、彼の妻と、娘と、年老いた両親に届けなければいけないのです。


 ヒロシは料理の教科書(「OH!MYコンブ」全巻)を手に、キッチンへと向かいました。


 今回はまるで蚊帳の外のマルぼんが「ソーセージ工場でバイトが一人行方不明。さてどこへ行った?(答・消費者の食卓)」などと、聞きたくない答えたくないクイズなどで妨害してきたのですが、そんな妨害には負けずヒロシはついに「ガラハド・アイスソード」を完成させたのです。


 さぁ、あのじいさん呼ぼうぜ! とか思っていると異変は起こりました。「ガラハド・アイスソード」から突然異臭が漂い始め、近くにいた人は全員鼻血が止まらなくなり、近所のドブでザリガニやフナが大量死し始めたのです。通報で駆けつけた警察の持ち込んだ検査用の小鳥は死ぬし、近所の雑貨屋ではガスマスクの値段が高騰するし、大失敗です!


 今から新しい料理を考えるのも作るのも不可能っぽいので、本気で万事休す。ヒロシが頭を抱えて悩んでいると、マルぼんがなぜか干し柿を差し出してきました。


マルぼん「この機密道具、使ってくれよ」


 マルぼんは、ヒロシを……露骨に仲間はずれにしたヒロシを助けてくれるというのです。ヒロシはマルぼんの友情に、涙がとまらなくなりました。ありがとう親友。ありがとう生涯の友。


ヒロシ「ありがとうありがとう……それで、この干し柿にはどんな道具なの?」


マルぼん「食べた人がどんなものでも美味しく食すことができるようになる機密道具さ。
正式名称は『干し餓鬼』。餓鬼地獄の鬼のおやつをイメージして作られたもので、未来の世界では好き嫌いという万死に値する罪を犯した小学生のお仕置に使用されるんだ。摂取したものは胃やら満腹中枢がバグって、何を食べても何を飲んでも満足できず、飢えや渇きが癒される事がなくなり、苦しみつづけてやがて発狂するんだ。あのじいさんが来たら、スープを飲む前にこいつを食べさせるんだ。だってホラ、お腹がすいたらなんでも美味しく感じるだろう?」


 さっすがマルぼん。もうなんでもいいや。


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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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