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大沼ヒロシ

Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「諸事情で今日はひな祭りのおはなしです」の巻
 ルナちゃん宅で行われたひな祭りは無事に終了しました。


ルナちゃん「それもこれも、マルちゃんが貸してくれた未来の世界の雛人形のおかげよ。感謝感激あめあられ!」



 友人のメス犬やメス猫、メスゴリラやメスぶた、メス電柱、メス酸素やメス放射能にも喜んでいただいたルナちゃんは、嬉しさからか余ったひなあられをあたりに撒き散らしています。


マルぼん「そういってもらえるとありがたいです。うへへへいたいいたい。アラレをぶつけないでください。アラレを」



 宗教法人でしこたま儲け、毎日、炊きたての白米をたらふく食べているルナちゃんが、なぜわざわざマルぼんに……この薄汚いドブネズミめに雛人形を借りたのか。


ルナちゃん「金さえあればいくらでも豪華なひな人形は手に入るけど、時代はやはり珍しさ。未来の世界の雛人形なんて、誰も持っていないものね」


マルぼん「うへへへ。そうでガスね。うへへへ」


ルナちゃん「それにしても、美しい雛人形よね。もう少し飾っておきたいな」


マルぼん「それはやめておいたほうがよろしいかと」


ルナちゃん「どうして」


マルぼん「こいつは雛人形は雛人形でも、機密道具の雛人形なんですよ。『かたづけるのが遅くなればなるほど、婚期が遅れていく』という効果のある機密道具。あ、でも、効果はそれだけじゃなくて」


ルナちゃん「な、なんですってー」


 ルナちゃん、鬼の形相で雛人形を片付け始めます。その勢いはすさまじく、あっという間に片付け完了。


ルナちゃん「ふう。なんとか速攻で片付けが終わったわ」


マルぼん「片付けるの、早すぎです。こいつのもうひとつの効果は、『片付けるのが早ければ早いほど、婚期が早くなる』というものなんです。今のスピードじゃ、婚期がめちゃめちゃ早くなっていますよ。そうだなぁ、今日か明日くらいです」


ルナちゃん「私、まだ小学生よ。婚期が早くなっても、結婚なんてできないわ」


ヒロシ「ルナちゃん」


ルナちゃん「あ、ヒロシさん」


ヒロシ「これから、町役場で例のクジ引きをやるんだってさ」


ルナちゃん「あ、もうそんな時期なのね。そんな……」


 我が微笑町には鉱山がたくさんあります。鉱山の奥深くには、非常に深い穴があり、この穴には山の神が棲んでいるとされています。微笑町では大昔から、鉱山からいつまでも鉱石が採れることを山の神に祈願するため、1年に1度、春になると、この穴に生贄を投げ捨てる風習があります。この風習はいつのころからか『山に嫁がせる』と言われるようになり、生贄になる町民は男女問わず『山嫁』と呼ばれるようになりました。『山嫁』は、くじ引きによって公平の選出されます。


 ルナちゃんは、ヒロシに連れられてクジ引きの行われる町役場へと向かいました。

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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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