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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「パジャマ」の巻
 今日は仮病を使って学校を休み、家でゲーム三昧のヒロシです。


ヒロシ「うへへへ。平日の昼間からゲームなんて、僕は世界一の幸せ者じゃないかしら」


マルぼん「ヒロシ。今学校から電話でさ、担任のデモシカ先生が『これをきっかけに長く休まれたら色々問題でして』と、今から見舞いに来るそうだよ」


ヒロシ「ひょえー! デモシカのヤツは『目には目を、歯には歯を、敵対する全てに死を』という主義の持ち主だから、仮病がバレたら、僕ってばすごい惨劇に見舞われるよ! 人としての形を保っていられなくなるやもしれない!! なんとかしてえ!」


マルぼん「『仮病パジャマ』。このパジャマを着た人はね、周りの人には『病気で調子が悪そうな人』のように見えるんだ。ちなみに、パジャマの色によって効果が違ってだね、赤いパジャマだと風で寝込んでいる程度で、黒いパジャマだと事切れる寸前のように見えるんだ。そうね、今の君なら赤いパジャマで十分だろ」


ヒロシ「なら、赤いパジャマをだしておくれよ」


マルぼん「オッケー。って、あれ? ないな、赤いパジャマ。ちょっと待ってね。えっと」


ヒロシ「早く出せって、デモシカがもうすぐ来るよ」


マルぼん「やばい、品切れだ。赤どころか、他の色のパジャマもない」


ヒロシ「な、なんだって!? こちとら、早く着替えようと、生まれたままの姿で待機していたんだぞ、品切れじゃすまない! ほんとはあるんだろ! よし、僕が、この大沼ヒロシがそのパジャマを見つけ出してやる」


 生まれたままの姿のヒロシは、マルぼんの下腹部にある機密道具収納袋に手を伸ばしました。(『機密道具を収納してあるのは、マルぼんの胃』という設定は、近い将来まで忘れてください)。


マルぼん「おい、よせ。さわんな、おい…いや!」


ヒロシ「えへへへ、ここか。ここか」


マルぼん「らめぇ……らめぇぇぇぇぇぇ」


 血走るヒロシの目。吐息が荒くなるマルぼん。


ママさん「ヒロくん、デモシカ先生がお見舞いに来てくれたわよー」



デモシカ「大沼、調子はどーだ?」



 ヒロシの部屋に足踏み入れた2人が見たのは、生まれたままの姿で、よくわからない生き物であるマルぼんの下腹部を
まさぐるわが子の、教え子の姿でした。


デモシカ「重症ですね」


ママさん「はい」


 ヒロシは、鉄格子の付いた車に乗せられて、窓ひとつない白い壁の病室ばかりある山奥の病院へ搬送されていきました。マルぼんは、ヒロシを本当の病気のように見せてしまった『仮病パジャマ』の効果は絶大だと思いました。

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日記 | 19:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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