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Author:大沼ヒロシ
大沼ヒロシと申します。ブログはじめたての初心者です。どうぞよろしく。

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「ヒロシ追放」の巻
★マルぼんを暮らすをご覧のみなさまへ 

 いつもお世話になっております。今回の「マルぼんと暮らす」は、やむにやまれぬ家庭の事情により、キャラクター設定を一部変更してお送りいたします。ヒロシとマルぼんの設定は従来通りですが、ガキ大将のナウマン象は「群れとはぐれて微笑町に迷い込み、町の人気者になって『エミ坊』と名付けられたり、住民票を交付されたり、テレビで連日報道されたりしてフィーバーするも、いつの間にか姿を消して忘れ去られた本物の象」、イヤミな金持ちのボンボンの金歯は「『エミ坊』ブームに金の臭いを嗅ぎつけ、『エミ坊を愛でる会』という組織を立ち上げるも、『エミ坊ファンクラブ』『エミ坊親衛隊』という似たような組織が乱立。グッズの権利等を巡って対立した挙句、『エミ坊ファンクラブ』代表宅の塀にペンキで落書きをしたとして逮捕された元町会議員」、ヒロインのルナちゃんは「微笑町で団塊の世代向けのカラオケ教室なんかをやりつつ、細々と暮らしていた際に起こった『エミ坊』フィーバーに便乗して成りあがろうと決意し、『すきすきだいすき僕らのエミ坊』『ご存じ! エミ坊音頭』『エミ坊、共にあのサバンナへ』といった曲を勝手に作成し自らマスコミに売り込むも、いまいちブレイクしない合間にブームが終焉、よかったことといえば微笑町内の盆踊りでまれに『ご存じ! エミ坊音頭』が流れるようになったことくらいで、失意の末に覚せい剤に手を出して逮捕された自称シンガーソングライター」、ということになっております。よろしくお願いいたします。


 「このままじゃいけない!」と立ち上がった若者たち(特定の団体とはたぶんぜったいまちがいなく無関係。その背後に若者じゃない人らがちらほらみえるけど、見えちゃダメ)が国会の前でラップとかしたり太鼓とかを叩いたりした結果、法律が変わり、「未来からやってきた生き物と暮らしている少年少女は迷惑なので国のパワーでどうにかする」ということになり、ヒロシをはじめとするそういう少年少女たちは、古めの遊園地によくあった「マイナス○○度の極寒を体験!」「南極の寒さを体感!」みたいな、寒さを体験するアトラクション(ペンギンとか白熊の人形が展示してあったりする。上等なのになると、出入口付近で本物のペンギンとかを飼育していたりする)の中でしか暮らすことができなくなりました。


「未来からやってきた生き物と暮らしている少年少女は迷惑なので国のパワーでどうにかする」の対象の一人であるヒロシ(2006年7月15日~2016年10月14日)は、近場に住む同じ境遇の連中とともに、微笑町内にある遊園地「微笑マグナム園」にある該当施設『けっきょくなんきょくたいけん館』で過ごすことになりました。悪いことは重なるもので、親の借金のせいで身ぐるみはがされたヒロシは、インナーシャツ一枚以外はパンツ一丁身に着けておりません。借金取りに情けがあれば、シャツじゃなくてパンツを残してくれたのでしょうが、あいにくと少年がインナーシャツしか着ていない姿を好む借金取りだったようで、こんなことになってしまったようです。


そんな姿で、バカ寒いところで過ごすことになってしまったヒロシ。この寒さ、そしてほぼ裸体。凍死まったなし。凍死に王手。凍死にチェックメイト。はたしてヒロシはどうなってしまうのでしょうか。みなさんも、ご家族と一緒に考えてみてください。そして、命について考えるきっかけとしてください。


ヒロシ「寒い、死ぬ。この世とおさらばしてしまう。死ぬ」


フトシ「そうだな。このままだと死ぬな。実際、マサシもヤスシもタカシもキヨシもマサシ(一人目とは同名の別人)もボブもマサシ(一人目と二人目とは同名の別人)も、他の連中も、ここに連れてこられたメンツは皆逝った。生きているのはキミと僕の二人だけだ」


 フトシくんは、ヒロシとともに『けっきょくなんきょくたいけん館』に住む羽目になった運命の少年少女のひとり。未来の世界では日本各地のゴミ屋敷を作りまくって人々に迷惑をかけることになる男。最後はそんなゴミ屋敷が火事になって、焼け跡から遺体で発見されることになる男。そんな未来を変えるべく未来の人妻世界から派遣されてきた不思議な生き物・未亡人ちゃんと暮らしていました。未亡人ちゃんは、その艶っぽさと便利な喪服道具で、あんな夢こんな夢をみんなみんなかなえてくれて、その色気により、フトシくんを更生させようとしていました。以上、ウィキペディアからの引用でした。


ヒロシ「あ、ほんとだ。みんな故人だ。こりゃまずい」


 この極寒の地で、ヒロシはなぜここまで生きのびてきたのか。なぜ命をつないできたのか。それは、ここに集いし者たちが結構な数いたからです。みなで身を寄せ合っていれば、それなり暖かかったのです。おしくらまんじゅうの要領です。おしくらまんじゅうと言えば、「おされて泣くな」のフレーズを思い出しますが、あの頃の僕は別に押されても泣かなかった。でも今の僕ときたらささいなことでも泣いてしまう。でも涙は心の排水。きっと必要なことなのだと思います。


 それがもう、二人しか残っていない。寒さをどうすることもできない。あの日身を寄せ合った仲間たちの亡骸は、食料や家具になれども防寒具にはならぬのです。ちゃんちゃん(^^♪


フトシ「明日は日曜日。この微笑マグナム園にも客が来て、ここにも人が来るはず。人が来れば、多少は暖かく……」


ヒロシ「ここに客がきたことなんかないだろ。実はこの『けっきょくなんきょくたいけん館』は、町内会の最高権力者である第一書記のお気に入りなんだ。忙しい第一初期はたまにしか来ないけれど、彼と出くわすのが怖くてほかの人は寄り付かないんだよ。第一書記がクーデターにでも合わない限り、人なんて集まらない。もうおしまいなんだ。じゃあの、また来世」


フトシ「あきらめるのは早いぞ。ほら、ここに未亡人ちゃんが最後に残してくれた喪服道具がある」


ヒロシ「最後? もしや未亡人ちゃんは」


 未亡人ちゃんは、再婚したのです。和菓子屋の後添えになったのです。そうなると彼女は後妻。もう未亡人ではない。未亡人でなければ、フトシの傍にはいられない……。いつも一緒にいる人と、ある日突然離れ離れになる。あたり前だったことに手が届かなくなる。みなさん、あなたの隣にいるその人との毎日を、一分一秒を大切にしてください。


フトシ「未亡人ちゃんの残した喪服道具はこれだ! 『その地域で一番寒いところに人を集める機』。未来の電○とかが、寒いところがブームになっているように世間を誘導したいときに使った機密道具なんだ。名前の通り、その地域で一番寒いところに人が集まってくる。微笑町で一番さむいのは、いわずもがな、この『けっきょくなんきょくたいけん館』だからな」

 ほかにも寒いところがありそうなもんですが、幸いにも微笑町あまり電気が通っていない町なのです。以前、NASAが発表した『夜に宇宙から撮影した日本の夜景』という写真。そこに映った日本の都市部のほとんどは、光に包まれていましたが、微笑町の部分だけは真っ暗ということがありました。それほど電力が足りないのですが、町内会の最高権力者である第一書記のお気に入りである『けっきょくなんきょくたいけん館』だけは、いつ彼が来ても楽しめるように、常に電気が通りっているのです。

 
フトシ「さっそくマシーンを動かすぞ」

 
 フトシが『その地域で一番寒いところに人を集める機』を起動して小一時間。その効果により、たくさんの人が押しかけてきました。集まってきた連中は次々とヒロシの胸のあたりに飛び込むように殺到。ヒロシが転倒してもお構いなしで、その上に次々と積み重なり、ついにヒロシは死にました。ヒロシが唯一着ていた白いインナーシャツは、赤く染まっていくのでした。


駆けつけた救急隊員「うわー重みで完全に胸のあたりがつぶれとる。内臓もしっちゃかめっちゃかや。なんで集まった連中は、一斉にヒロシの胸のあたりに殺到したんや」


フトシ「微笑町で一番寒かったのは、莫大な借金を負っているヒロシの懐だったんだなぁ(しみじみ)」
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日記 | 21:20:32 | Trackback(0) | Comments(0)
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